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自由人枠にワクワク

ある集まりがあり、貴重なお話をいただいた時に思ったこと。
私は職業は作り出すべきだと思うし、役職なんていらないと思っている。
ただひたむきにミスターセンクスでありたいと感じているのだ。

それはなぜか。
職業というものは、その人の無限の可能性を狭い箱に入れてしまうようなものだ。
そして役職とはその狭い箱を管理する不平等な権利だと思う。
どちらもその箱から出てしまったらなんの役にも立たないハズ。

地位・名誉・肩書き・財産を全部取っ払った時何が残るか考えよと誰かが言った。
つまりミスターセンクスであることが大切なのだ。

もしこれを実行しようものなら、自分で事業を始めるしかないのだと思っていた。
しかし今まで築いてきた多くのものを失う恐怖心は誰にでもあるものだろう。
スパッと決断できればそれは大した男気だが、なかなかそういかないのが人間。

そんな中、企業の中で自由人と呼ばれる人々を思い出した。
官僚的な組織にそんな人間がいたら、必ず追い出されるだろう。
彼らにはおそらく職種も役職もないのではないかと思う。
お前より偉いからとか、お前は営業だからとか、そういう次元ではなく、
自らの強みを最大限に生かし、結果を出していく。
場合によっては企業のファシリティを全く使わないこともあるかもしれない。
そういった人が自由人という称号を得て自らの道を突き進むのであろう。

今所属している会社でやりたいことをやるには
必死で働き、会社からの信頼を得て、自由人の称号を得ることだ。

多少へんちくりんな動きをしていたとしても、「あいつならしょうがない」と許される存在。
意味のわからないプロジェクトを立案した時も、「しょうがない、信じてみるか」と認められる存在。

その言葉の裏には、結果への期待感が見え隠れする。
サラリーマンをやっている以上、目標というものが必ずつきまとう。
目標を達成するモチベーションを演出することはとても大変なことだ。

しかしどうだろう。
目標の達成が自由人枠獲得のための信頼ポイントになるとしたら。

もう少しこの会社にいて
もう少し目標を追いかけてみようという気にならないだろうか。
飛行機だって助走しないと飛べないように、人間にも助走期間がいる。
女装しながら女装できたらそれは最高なのである。

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