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パソコンを叩くかマイクを持つかは自由だ

タイトルを書いた瞬間、
「これは職業の自由についてのブログだと勘違いを生むな」と考えた。
でも関係なーい!関係なーい!
だって今週はハード!今週はハード!
ハードゲーイ!オードムーゲ!プロアクティブ!

最後にカラオケにいった時はいつだろうか。
うーん思い出せないほど最近カラオケに行っていない。
カラオケとはとても日本が誇る文化なのであり、
海外でもKaraokeなんて言われて人気らしい。
ちなみに何かで見たことがあるのだが、
海外のKaraokeは日本のレーザーディスク時代のカラオケよろしく、
画面には文字がつらーっと流れるだけの貧弱なタイプが多いらしい。

何かって言うと、
カラオケ大手のビックエコーさんがカラオケボックスならぬ、
オフィスボックスと言うコワーキングスペースサービスをしていると言うのだ。
つまりカラオケボックスの部屋でお仕事しちゃってくださいどうぞ。
と言うサービスなのである。

利用時間は平日の19時まで。
料金は1時間で600円なのだそうだ。
ははーん。見えましたよ私には。ビジネスの匂いですよこれは。
利用者の少ない休日の日中を別の目的で使ってもらおうってやつですよね。
なかなかナイスアイデア。

このサービスはNAKANAKA人気らしく、
来月だか来年だかにサービス範囲を拡大するらしい。

カラオケボックスをそのまんまワーキングスペースとして使うので、
パソコンをカタカタ、パソコンをカタカタ、
うわ!あの取引先からまたクレームがキタ!
ストレスー!むかつくー!
セイ!ウルトラソウル!ヘイ!
みたいな流れで、ストレス社会にいる現代のサラリーマンに、
働く場所とストレス発散の場所を同時に提供しているのである。

あの有名なロンドン・コーリングのジャケットの様に、
ギターでなくパソコンを地面に打ち付けるみたいな、
ロックな人も出てくる可能性も無きにしも非ず神なのである。

平日といえば、老人会などがカラオケボックスを利用することも多いらしい。
ビジネスカタカタしているときに、隣のへやに老人会が来てしまった場合は、
どうしたら良いのだろうか。
元気な老人たちの元気な井戸端会議、そして知り得ないほど昔の演歌など、
そのサウンドがカラオケボックス特有のあの高音が抑えられたサウンドで、
自分の部屋に流れ込んでくる。

大変だ!あの取引先からクレームの電話がきた!
まずいまずい!出ないとまずい!
でも廊下に出たらもっと音が大きいはずだ、部屋で出るしかない。
もしもし、この度は申しわけ
あーかーいーリンゴーにくちびーるよーせてー!!(合唱)
なっ!

パソコンを叩くか、マイクを持つかは自由なのである。
よくわからないが、クリエイティブな時間を過ごせそうな空間であるので、
一度利用してみたいと思う。

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