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できるけど任せる

当然のことながら
自分は分身できない
それは誰もがわかっていることである

今夜はピザ屋のバイトがある
バイトの準備をしていたら
iPhoneが震えた
震えながら画面を開くと
うわさの美女からのラインだった
これからセ○クスしない?♡

大抵の場合この手のメッセージは
迷惑メールであることが多い
露骨なメッセージは好まれない時代だ

そこで困ったことになる
バイト代を取るか
セ○クスを取るか
冒頭で述べたように
自分は分身できない

人生はそのような選択の連続である
不可分の自分や時間に対して
それをどのように使っていくか
その選択の連続である

そうして出てくるアイデアが
他の誰かに任せること
ビジネスで言えば外注である

セ○クスとピザの場合
ミスターセンクスとしては
迷いなくセ○クスを選ぶ

セ○クスに代役を立てたとして
センクスとしては勃っているわけだが
その代役のテクが超絶だった場合
ゲットしたい美女がその代役に
もっていかれてしまうだろう

ピザの配達であれば安心だ
ピザの配達を代役してもらったとしても
おそらく大事なものは奪われない

ミスターセンクスは
ピザの配達だってセ○クスだって
やる気になればできるのである
問題はそれがブッキングしていること

ブッキングしていても
どちらもこなさないといけない場合
誰かに任せることになる

当然ながら任せた場合
代役に何かしらの報酬をお支払いせねばならない
自分でやれば実入りとなるにもかかわらず

女子トイレに入れ
どうしても女子トイレに入らなくてはいけない場合
女子に代役を頼むことになるだろう

なぜならば
男子ミスターセンクスは
女子トイレに入れないからである
別に入れるが
一般的には入れないことになっている

男子トイレに入れ
そうなった時にどうするかということが問題だ
男子ミスターセンクスは
どうどうと男子トイレに入れる
しかし同時に女子トイレに入らなければならず
その辺の男子に男子トイレに入ってもらわなければならない

緊急度と重要度の問題である
自分でもできることは自分でやるに越したことはないが
報酬を払ってでも誰かに頼み
その時間を使ってさらに付加価値の高い
ナニかに挑まなけば
それはただの損なのである

つまり誰かにまかせて
自分がぐうたらしているのはいけない

誰かに任せるのであれば
ミスターセンクスはその時間
セ○クスしなければいけないということである

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