最高の笑いとは何か

それは存在自体だと思う。
最高のお笑い芸人はそこに立っているだけで面白いのだ。
そして奇妙な動きがその次に来る。
最後はトークだ。

そう、トークは最終手段だと私は思う。
お笑い番組がたくさん放映されているが、
登場だけで観客を笑いの渦に巻き込む芸人は早々いない。

私の中で最高峰と言われる芸人は、チャーリーチャップリンとミスタービーンだ。
チャーリーチャップリンは残念ながら生きている時代と少しずれているが、
ミスタービーンについては心底笑いたい時に動画を見たりする。

わかっていること
彼らは言葉をほとんど話さない。
その存在と動きだけで観客を笑いの渦に巻き込むのだ。

昨日のこと、そんな私に神聖が現われた。
Nathan Barnattという人物で、すでにアメリカでは有名な人らしい。
今までなぜ出会えなかったか、
それはひとえに私のアンテナが萎え萎えだったからだ。

彼の素晴らしいところは、
ミスタービーンさながらの強烈なキャラクター
そしてダンスである。

少し語らせてほしい。
彼は現在38歳である。38歳のツルピカであるのだ。
そして彼の職業は、俳優、コメディアン、ダンサー、映画（動画）製作者。
何だかもうわけがわからないが、私は彼みたいな人間が好きだ。

まぁこちらをどうぞ

大抵の人々は、他人よりも少し差があるだけである。
少しの差というものは、他人からは気づいてもらえない。
強烈なアイコンとして目立つには、このレベルまで突出した変態性が必要なのだ。

そしてもう一つ、彼は若ハゲに悩んだかもしれない。
38歳でツルツルなのだから。
しかし彼には自分を見つめ直し、弱みを強みにする才能があったに違いない。
恥ずかしい部分をむしろ強めに強調する姿は、
まるでしずかちゃんのシャワーシーンくらい衝撃的なのである。

そんなわけで、私の人生の行く先を示してくれる導師にまた出会うことができた。
変態最高！