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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】リアル体験はやっぱりいいですねーシゴト小学校を開催しましたー


勤労感謝の日は子どもと大人が「はたらく」を考える日!
シゴト小学校2021、無事に開催することができました。
https://shigoto-school.jimdofree.com/event/setagaya2021/
 *後日、レポートもUPしますので、お楽しみに。

開催を決めた段階では、
この時期にコロナがどうなっているのかもわからず、
本当にリアルで開催できるのか、参加者はいるのか、
わからないというか「心配なこと」だらけ。
昨年度はやむなくあきらめてしまったものの、
今年はやめたくない、なんとか継続をしたい、と
小規模で開催することを決定し、
4人の社会人先生(キャリア教育コーディネーター)をはじめ、
いろいろな方に力を貸していただき、当日を迎えました。

仕事体験プログラムは、
マーケティングリサーチャー、人事採用、
謎解きクリエイター、ツアーコンダクターの4つ。

感染症対策に気を配りながらではありましたが、
やっぱりリアルの体験イベントっていいなぁと思いました。

子どもたちが意見を出し合ったり、
協力して答えを考えたり。
もちろんオンラインでもできることではありますが、
頭を寄せ合ってひとつのものをみてあれやこれやと作業し、
白熱してくると立ち上がってみたり、
「思考」だけではなく「カラダの動き」を伴うところは
対面・リアルだからこそのおもしろさだなと思いました。

また、
「どうやったらこの仕事に就けるんですか?」という質問が
子どもたちの様子をみていた保護者の方から出てきたのは、
マーケティングリサーチャーのお仕事。
大人にとってもなかなか見えないお仕事ですよね。
人事採用のお仕事でも
「優秀な人を採用すればいいわけじゃないとわかった」と、
子どもたちに新しい発見があった様子も見えました。
ツアーコンダクター、謎解きクリエイターのお仕事も
楽しんで参加するだけでなく、
その仕事の何が大切なのかを体感してもらうことができたのですが、
これは、社会人先生本人が、
その仕事に対して感じている「おもしろさ」「やりがい」を
どう「体験プログラム」として再現するのか、
その点に知恵を絞った結果だと言えます。

加えて、社会人先生本人が全身から醸し出す
「仕事の魅力」と「人の魅力」。
社会人先生が思いっきり楽しそうにしていたら、
大人だっておもわず興味を持っちゃいますよね。
こういうのも、リアル開催の良さなのかもなーと思いました。


この2年弱で失われてしまったリアル体験の場。
どうにもままならないこともたくさんありますが、
ICT・オンラインの可能性も最大限に活かしながら、
でもやっぱり、「対面」「体験」の価値も
あきらめずに追求したいと、あらためて感じた1日でした。


ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。

松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部(グラフィックデザイン)を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
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