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仕事の後工程をイメージできないのは、未来の自分の仕事を増やすのと同じって話。

ピン芸人で仕事してる自分には、
もはや新鮮な感覚になってしまってびっくりした出来事。
会社組織だったらよくある話なんだろうなぁ。
そうだったような気もする。

某仕事で各所からリストを提出してもらってたんだけど、
まさかの。

指定の様式を使用してない事件(笑)

あるんだ?!マジで?!あるんだ、これ!?
ええ、ええ、びっくりですよ、私には!!!

たぶん。新入社員とかには、ありがちなんだろうなぁ、こういうの。

いろんな書類の中には、ムダな様式もある。
この現実は否めない。

でも、大抵の場合、様式が指定されているということは、
その後に一定のルールに基づいた処理が行われるわけなので、
なるべく、処理する側が効率的に運用できるように
作成されている可能性が高い。

自分が記入する「その時だけ」ではなく、
記入したその書類が、後工程でどう扱われるかを想定するっていうのも
けっこう大事。

なぜなら、

後工程を想像しないことは、未来の自分の仕事を増やすことと同義だから。

いま作っているその書類。
将来自分が再利用しようとした時に使いやすくなってますか?
長期的に運用しやすいデータになっていますか?
できる限り「効率的にムダを省けるように」考えてますか?

ダウンロードフォルダにいつまでもデータが残ってる人も要注意ですよ!
やたらとデータのコピーを増やしちゃう人も、危険。
デスクトップが汚い人も、かなり要注意!

自分が書類を提出した「その先」の後工程を想像できない人は、
ふだんから未来の自分の仕事をムダに増やす、
非効率的な仕事をしている可能性が高いです。
それでムダな残業をしているなんてことも多いと思う。

「人間の工夫次第で効率化できる仕事」っていうのは、
要するに、将来的にAI に取って代わられる仕事、
将来、その仕事はなくなってしまうということだと思います。
そんな仕事で残業代稼いでちゃ、未来はないよね?

「なくならない仕事」「自分にしかできない仕事」をしようと思ったら、
自分が仕事にかける時間の配分を意識した方がいい。

効率化できるものはなるべく圧縮できる工夫をする。
そのためにITの技術を駆使することは必須。
効率化できた時間をよりクリエイティブな仕事に充てる。
むしろ、クリエイティブな仕事の時間を多く取れる工夫をする。

・・・っていう仕事の仕方をした方が、楽しいし、
結果的に儲かると思うんだけどね?

松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factoryを設立。
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