見出し画像

子連れ加計呂麻島-冬の観光スポット-

Kakeroma islands, Amami island, Kagoshima prefecture - Sightseeing-

奄美大島の南部にある離島「加計呂麻島」へ日帰りで行ってきました。
離島の離島?と思いますが、奄美大島はかなり大きくて町の機能も充実しているので、島の不便さを全く感じません。それが利点でもあるのですが、せっかくの島なのにちょっと物足りなさも…
そんな中で離島感を味わうべく、加計呂麻島へ向かいました。

画像1

まずは名瀬エリアから島の最南端にある瀬戸内町へ2時間のドライブ。
この瀬戸内町には歌手の元ちとせさんが住んでいて、ガイドさん曰く「地域の行事などでは普通に見かける」そうです。

画像2

フェリー乗り場ではチケットを買って乗船しますが、注意したいのが「車を持ち込むなら事前予約!」です。
加計呂麻島にはバスが運行されていますが本数もバス停も観光向きではありません。小さな子連れで動き回るなら、フェリーにレンタカーを乗せた方が機動力の面ではおすすめです。
が、フェリーはそこまで大きな船体ではないので、車といっても10台も乗せられません。そこで、車だけは事前予約を受け付けています。
我々はチケットを購入する時点で車の枠がいっぱいで、仕方なく便をずらしました。もし、加計呂麻島に車で行くならば、旅程が決まった時点で電話予約を入れましょう。※電話のみで、オンラインとかないので要注意。
瀬戸内町観光協会のHPに時刻表や問い合わせ先が記載されています。

画像3

車を積んでフェリーに乗ると15分で加計呂麻島へ到着です。
船内には椅子席と小さな座敷席があり、ちょっとしたミニ図書コーナーもあります。小さな子どもは家族と一緒に座敷席でわいわいしていました。
船の中で加計呂麻島在住のお兄ちゃんと出会って、絵本を見せてもらったり、一緒に海を見たりしました。

画像5

今回はお正月真っ只中だったのでどのお店も営業していなかったので、取り敢えず自然系の観光スポットを回りました。
島の東部にあるデイゴの巨木が立ち並ぶ「諸鈍デイゴ並木」は、緑のトンネルになっているので散歩すると気持ちがいいです。
毎年5月ごろになると真っ赤なデイゴの花が咲いて、とてもキレイだそう。

画像5

デイゴ並木の前はビーチになっていますが、湾になっているので波も少なくて穏やかな海岸です。夏場であれば海水浴が楽しめると思います。

画像6

映画「男はつらいよ」の記念碑がある「於斉のガジュマルです。でも、実際の映画のシーンは前述のデイゴ並木で、ここではないようです。
ガジュマルの木が癒着と繁殖を繰り返して大きく育ち迫力があります。
先程のフェリーで遊んだお兄ちゃんと偶然にも再会。「また会えたね!」と道端に生えていた野生の大根を抜いてくれました。
息子はお兄ちゃんとちょっと遊べて嬉しそうでした。

画像7

カトリック教会がある西阿室海岸からは夕陽鑑賞ができます。
遮るものがなく空気もきれいなので、天気が良ければ本当に美しい夕焼けをみることができますよ。

画像8

加計呂麻島側のフェリー乗り場はこんな感じ。フェリーの出港まで屋根のある場所で待てますよ、という建物です。

画像9

加計呂麻島内はバスが走っていますが、7エリアに1日4往復が運行されていて、ルートごとの乗り継ぎはあまり良くなさそうです。運行ルートや時刻表はコチラから確認できます。
一旦、港に戻って別のエリアに向かう、という感じになるので効率を求めるならばレンタカーを持ち込むのがベターです。

画像10

フェリー乗り場にはレンタサイクルも用意されています。料金は1日1500円で詳細はコチラからチェックできます。
ビーチホッピングを目的に海岸線を回るのであれば高低差も許容範囲なので、自転車でも回れるでしょう。
但し、港がある北側から南側の西阿室や、山の中にある嘉入の滝に行くには自転車ではちょっと難しいと思います。結構な山道なので覚悟か体力が必要です。

画像11

フェリーの最終便に乗って奄美大島へ戻りました。
ちょうど日暮れのタイミングで空も海もピンク色に染まって、とってもとっても美しい景色が広がっていました。

加計呂麻島はかなりの離島感を味わえる島でした。夏であれば民宿やお店もやっていて、1泊2日以上の滞在もできそうです。
また、海がとても美しくサンゴもあるようなので、シュノーケリングをしたり海水浴をしても楽しめると思いますよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?