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【本庄】歴史と情熱の電気館カレー

サムのカレーマラソン華麗なる日記 DAY19

1月19日 水曜日
『電気館カレー』その名を初めて聞いたのは確か半年くらい前だったと思います。友人から「本庄に電気館カレーというカレー屋さんがあるんですよ」と聞いて、「電気? 電気館?」「電気屋さんのカレーなのかな?」と決して交わることのない " 電気 " と " カレー " 2つが組み合わさったインパクトのある名前に僕の好奇心はくすぐられました。

その不思議な名前をしたお店は本庄の街中にあり、見た目もレトロで何かのテーマパークに見えるのですが、そこには本庄の町が歩んだ歴史と情熱が込められておりました。

本庄市にはかつて本庄宿という中山道で最大の宿場町があり、本庄への遷都が推薦されたことがあるほど、各地から人や物流が集中し、明治以降は生糸・絹織物の産地として栄えました。大正3年、本庄に県内初の映画館が誕生しました。その名も『本庄電気館』  また、中山道から電気館に通じる道は「電気館通り」とも呼ばれ、多くの人々で大変賑わっていたそうです。 今から15年ほど前、「かつての賑わいをもう一度」という願いをこめて、同じ場所に当時の店主がその名を冠したカレーハウス『辛味処・電気館カレー』をオープンしたのです。

そんな歴史と熱い思いがあったとは・・・

Wikipediaも含め調べましたが、カレーをキッカケに本庄の歴史を知ることができました♪

さて、本題のカレーですが、

メニューがめちゃくちゃ多い‼︎

僕がお邪魔したこの日もセットメニューだけでこれだけあり、さらにベースとなるカレーは常時2・3種類あるそうで、どれにしようか悩みます(笑)

色々と悩みましたが、今回はとろ〜りチーズオムレツのせ S.P.オムカレーSet を注文♪

それが、コチラ‼︎

サラダになめこの味噌汁、らっきょうまで付いています♪ 
何処か懐かしい雰囲気

カレーはタイムが薫るポークのカレーに、完熟トマトのチキンカレーの2種盛り、真ん中にはライスの上にとろ〜りふわふわなチーズオムレツがのっております✨ 

家庭的なタイプのカレーですが、ポークのカレーはお肉が柔らかくてちょいとスパイシー、トマトのチキンカレーはトマトの主張が強すぎずルーとのバランスが絶妙です✨ 鼻からトマトの香りが抜け・・・ 美味しい✨

「ウチのトマトカレーは北本より先にやってたんですよ」そう語る店主・宮崎さんの瞳にキラリと光る情熱を垣間見ました。

しかし、カレーはどれも懐かしい味わい✨
食べると古き良き昭和の時代へトリップします♪
この感じクセになるな(笑)

カレーを食べて、郷愁に浸る。
しみじみしながら、堪能させていただきました。

ご馳走さまでした!

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