#8 人は人でしか癒されない理由って?
▼前回のnote
ぼくは「誰もが自分の人生を自分で決定できる社会づくり」を実現するため、自分を知る学校「自分史サロン」を運営している。
今日は奈良クラスを開催するため奈良へ。
毎月この時期に近鉄奈良駅近くのカフェで開催。少人数クラスで1人30分ずつ抱えている悩みを発表してグループで対話している。
自分史サロンの対話のテーマは「仕事」や「人間関係」がメインだ。今の自分を正しく知ることで、1日の3分の1を占める「仕事の時間」や、パートナー・子供・職場の人間関係をより豊かにすることを目的にしている。
自分史サロンに参加した人がその周囲の人にポジティブな影響を与えていってくれていて、ぼくはこの連鎖のパワーを信じている。
悩み:子どもに怒鳴ってコントロールしてしまいます
子どもに対して
・なんで宿題やらないの!
・なんでいう通りにできないの!
・怒られるのはちゃんとできないからでしょ!
と怒ってしまい、後々「またやっちゃった・・・」と後悔している人は多い
子供をコントロールしてしまう理由は、「子供が恥ずかしい思いをしないように言ってあげないと」という「心配=愛」の思いからきていることが多い。「心配=愛」の価値観が生まれた背景は、これまでの過去の経験や環境からきている。
ただ、
「子供を怒鳴ってしまった」
「うまくコミュニケーションがとれない」
というふうに悩み続けてしまっている人がいる。
そういう人は次のような①〜⑥パターンを持っている。
↓↓
子供を怒鳴り、コントロールしてしまう人はこのパターンを認識していない
①子供がいうことを聞かないと怒鳴る・コントロール
↓
②そんな自分を自己否定
↓
③ストレス
↓
④現実を見たくない
↓
⑤先延ばし
↓
以下①〜⑥を繰り返し続ける
これは反芻(はんすう)思考といって、「ぐるぐるぐるぐる悩み続けてしまう状態」を意味する。
特徴としては、②のところった「なんで自分はできないんだろう」「なんで怒らせてくるんだろう」というように「なんでなんで」が口癖になっていることだ。病んでいるときに「なんでなんで」とWHYで考えるとさらに病むのである。
この反芻思考の状態を抜け出すためには、「なんで」ではなく、「何が(WHAT)」で考えることが必要だ。
例えば、「子供とより良い関係を結ぶためには今何ができるかな?最善の行動は?」というふうに「何が(WHAT)」で考えることができると、自分を客観視して取るべき行動がわかってくる。
ここからは、子供との関係をよりよくしていきたい人に向けて【反芻思考の状態を抜け出す流れ】について説明していきたい。
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反芻思考の状態を抜け出す流れ
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