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怒りの感情をコントロールするために必要なこと|書道家矢木さん【セッションDAY365】

あなたは、感情的になったり自分や周りの人を認められなくて辛い思いをしていませんか?


「もっと穏やかな気持ちで過ごしたい」
「でも、うまく感情をコントロールできない」


そう悩んでいるあなたに関係する記事がこちらです。

「自分を変えていきたい」と思う場合は最後までお付き合いください。



▼配信者:水樹ハルのプロフィール

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水樹ハル @harumizuki423
・日本唯一の「自己決定力」を高めるオンラインライフスクール「自分を知る学校」校長
・カウンセリング歴10年、相談件数1054件
・元公務員歴14年の経験から綴った著書「グッバイ公務員」全国出版
・【理念】誰もが自分の人生を決定できる社会を作る。
・449名の高校生・短大生・大学生にキャリア教育の授業




書道家の矢木さんは、

「1年前の私は、自分自身や周囲に対しての怒りの感情が強かったですね。でも、今は自分自身の感情と付き合えるようになり、周りの人とのコミュニケーションもとりやすくなってきました」

といいます。


矢木さんのこの1年の変化や、自分自身とどう向き合ってきたのかについて、プロセスのインタビューをさせていただきました。自分との付き合い方を見直し、人間関係を豊かにしていきたい方はぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。



▼書道家矢木さんプロフィール

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▼書道家 矢木久美子(矢木遥舟)(@yoshu_kumiko_yagi
・書道歴8年
あなたは本当に力強い存在だー書を通じてこの想いを伝えたい。書をご覧になった方が、この世に生きててよかったと思ってもらえれば最高です。



1年前の矢木さん「自分自身に対しても、周囲に対しても怒りの感情が強かった

▼ハル
矢木さん今日はよろしくお願いします。
1年前にこの「自分を知る学校」に入っていただきましたが、当初の自分を振り返ってみてどう感じていますか?


▼矢木さん
自分自身に対しても、周囲に対しても怒りの感情が強かったですね。
でも、表向きあらわにはしない、出さないという自分でした。


▼ハル
「怒り」って具体的にいうとどんな感じですか?


▼矢木
例えば、人が何かできて周囲から認められているとするじゃないですか?
そういうシチュエーションになると「なんで私はできないんだ」と自己否定をしていたんです。「認められない自分が仲間外れになっている感覚」っていうのが、感覚として近かったなぁと。


▼ハル
なるほど。それだと周りの人との関係も作りにくいですよね?

▼矢木
そうです。周りに対して怒りの感情が湧いていましたから。あと、書道をやっているのでそういう心理状態で書いてもうまく自己表現ができないんです。書道の表現活動にまで影響していたので、、、「マズイなぁ」と思っていました。

そんなふうに悩んでいるところにたまたまFacebookで、同じ書道教室に通っている野間志保さん(@nomashiho_44)がハルさんのことを発信されてたんですね。ハルさんが京都のあるカフェでイベントをされることも知って、その日がちょうど休みだったので「これは行けということかな??」と。




ポイント①「ちゃんとしなきゃ」のルーツに気づいた

▼ハル
書道仲間のオススメだったこともあって気になってくれたんですね。


▼矢木
はい。自分との向き合い方を大事にしていこうと思っていたので、イベントに伺いました。すると、大きなことに気づいたんです。
ハルさんのカウンセリングって、0歳から今までを振り返って「自分史」をつけていくじゃないですか?
私の自分史を客観的に見た時に、父や母から「よその〇〇ちゃんはちゃんとできているのに、なんであなたはできないの!?」とか「なんで女の子らしくできないの!?」と言われていたことや、そういう家庭環境で育っていたことに気がついたんです。



▼ハル
そうでしたね。当時の矢木さんは「ちゃんとしなきゃ」と思われていましたよね。0歳から振り返って「ちゃんとしなきゃの自分になったタイミング」をとらえましたね。


▼矢木
そうなんです。そういう家庭環境があって、「ちゃんとしなさい」と言われる習慣があったことで、「ダメ出しされないように勉強もちゃんとやらなきゃ」とか「失敗は怖い」という性格になっていったことにまず気がつきました。ここを客観的に気づけたことがすごく大きかったですね。


▼ハル
たしか、「こういう環境にいて、こういう習慣が身についてたら”ちゃんとしなきゃ”と思いやすいですよね?」と言った記憶があります。


▼矢木
ハルさんにそう言ってもらって「あ、、、そうか!」と認識したことが印象深かったです。その日をきっかけに、自分史を見てみると、良い悪いは別としていろんな経験をしてきたこともわかったんです。「まだまだな自分で良いんだ」と良い意味で認識できていきました。

それまでは、「なんで私はちゃんとできないんだ!なんでなんで・・・」とぐるぐる悩んでいたんですけど、「今の私は今の私。今の私は確かにまだまだだけど、悪いわけじゃない」とだんだんと受け入れていって、「今の私自分でも今私は何ができるかな???」と考える習慣を身につけていきました。



ポイント②葛藤しながらも自己否定から自己受容の段階へ

▼ハル
「なんで(WHY)」とぐるぐる悩むのではなく、「何が(WHAT)」で具体的に考える習慣を身につけながら、自己否定から自己受容の段階に進みましたよね。


▼矢木
はい。自己受容の習慣が身についていくと、何かに失敗した時にも今の現状や自分を認めて、「どうしたらできるかな?」とか「今何ができるかな?」と考えて行動できることが増えました。
正直、「なんで自分は〜」と自分を責めることもありましたけど、だんだん回数が減っていったんです。


▼ハル
これまでの自己否定の習慣から、葛藤しながら自己受容の習慣に切り替えていきましたよね。


▼矢木
はい。3ヶ月経った頃には、失敗しても「今回はこのことから〇〇が学べた」というふうにとらえられたり、「過去の自分より成長できた」と自然にとらえられるようになっていきましたね。
それ以前だと失敗した時は、「母親に叩かれる感覚(実際は叩かれてないんですけど)」だったんですけど、「叩かれる私」がいなくなりました。
自己否定感が取れて、気持ちがラクになりました。



ポイント③「まだまだな自分」を認めると自己表現ができるようになった

▼ハル
あ、2020年の1月の出会った頃の矢木さんから「ハルさん、SNSで何を発信したらいいかわからないんです。投稿して批判的なコメントがきたらどうしようって思ってしまうんです」と言って、SNSでの自己表現ができない状態でしたよね?


▼矢木
そうでしたね。SNSでの発信自体ができなかったんです。「書道家として自分の作品や、作品にかける想いを出していた方がいいな」と思ってたんですけど・・・否定されたりジャッジされるのが怖いので停滞していたんです。


▼ハル
今の矢木さんのInstagramを見た人がこの話を信じられないと思いますよ!
今はもう100作品以上発信されていて、「この作品はこういう経験から生まれました」と背景やストーリーも伝えているじゃないですか?
「昔の家庭環境はこうだった」とか、「母との関わりはこうだった」とかネガティブな経験まで自己開示しているのが本当にスゴイですよ。
書だけアップしている書道家の方は見かけますが、矢木さんのように背景・ストーリーまで書いている書道家の方を見かけませんから。


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▼矢木
自己受容の習慣を身につけていきながら、ハルさんから「矢木さんはどんな書道家になりたいんですか?」と質問を受けたんですね。
そこで、自分と向き合った時に「生命を表現する書道家」という言葉が出てきたんです。


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▼ハル
「生命を表現する書道家」は、矢木さんのこれまでの人生経験からのテーマでしたよね。


▼矢木
そうです!辛くて暗闇の中にいる時期があって、その時のことを思い出したんです。「命」についてすごく考えていたので。


▼ハル
「生命を表現する書道家」として自己認識をしてからは、喜怒哀楽や感情表現をしていきましたよね。ポジティブな作品ばかりではなく、寂しさも悲しさいろんな感情を書で表現されて・・・。ここがターニングポイントでしたね。


▼矢木
以前は「完璧主義・ちゃんとしなきゃ」という自分だったんですけど、「人間はそもそも完璧にはなれない」と腑に落ちました。
やはり「まだまだな自分」を受け入れたことが大きかったんですけど、あともう1つ大きかったのは、ハルさんが「人生の経験が最も多いのはいつですか?」という質問をしてくれたことで「今の自分が自分史上最高の自分」ということに気づけたことです。
ここで、周りの人と比較することよりも、日々の中で1つでも学んだり経験していきながら「自分史上最高の自分」を更新する思考習慣になっていきましたね。

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▼ハル
人間なので、生きてたらジェラシーや嫉妬ってありますよね。
でも「嫉妬すること」を選択するばかりではなくて、「この人にはこういう素敵なところがあるんだな」とか「この人から何が学べるかな?」と学ぶことを選択していく方が成長につながるんですよね。
その結果、人間関係もトラブルも減ってきます。


▼矢木
そうですね。1年前までは、自分が他人にジェラシーを感じていることすらも認識できてなかったですから。自分との付き合い方や、感情コントロールがしやすくなりました。
あと大きかったのが、書の作品を生み出して発信していると、「ライブ配信を共同でしませんか?」大古場 靖典(オオコ)さんからお誘いをいただけたことです。
1年前までの私であればお誘いいただいても、チャレンジできなかったと思います。書の表現力もアップし、活動の幅も広がりました。

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▼ハル
ライブを配信されるようになりましたよね。自分と人を認められていないとコラボは難しいですからね。自分との付き合い方を変えて、人間関係も変えられたと思います。


▼矢木
今も、私みたいに悩んでいる人もいらっしゃると思いますが、大事なのは自分を正しく知って、付き合うことだと感じています。
私も正直、まだまだ悩む事はあってジェラシーの気持ちが湧いてきたりもします。でも、感情的になる頻度が減っているし、「あ、私今そういうジェラシーを感じているなー」と気づきやすいので、つい「カッ」となってしまうことは減りました。自分を知る学校で、ハルさんと定期的に対話することで今の自分の状態に気づけることも大きい価値ですね。


▼ハル
矢木さん、今日たくさん自己開示していただきありがとうございました!


▼矢木
私のこの1年の経験が、怒りの感情のコントロールや自分との付き合い方で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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矢木さんのInstagram



以上、「自分を知る学校レインボークラス」のメンバーの矢木さんの「ここ1年の変化・プロセスのインタビュー」でした。

矢木さんもお話しされていましたが、ぼくも「自分との付き合い方」が難しい方は多いと感じています。

「自分もチャレンジしてみようかな」というあなたの参加を、下のリンク先からお待ちしています!



2021年1月26日

水樹ハル



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