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私が栽培し販売するユーカリの特徴と考察(後編)

私が栽培し販売するユーカリの特徴と考察(前編)からの続きです。

4.パルブラ

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葉先が尖った小葉のかわいらしいユーカリで派手さはありませんがアクセントに最適です。花束の添え葉としても美しいです。一番のうりはやはりそのかわいらしさです。育て方も簡単で成長もすごく早いです。巨木になるのも早いのでこまめに選定は必要です。

5.ビミナリス

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パルブラによく似た尖った葉先が特徴の品種ですがパルブラよりも葉が長く細長いです。ビミナリスは存在感に品があり1本家の中に吊るすだけでも凛とした空気になります。育て方も比較的簡単ですが葉が生い茂るまで剪定は控えたほうが良いです。生い茂ってから美しい枝だけを残しましょう。

6・テトラゴナシルバー

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わたしが最も好きなユーカリです。

とっても育てにくい!雨が嫌い。湿気が嫌い。高温が嫌い。嫌い嫌いのオンパレードで本当に気を遣う品種ですがうまく育ってくれた時の感動はひとしおです。葉が上品でとにかく美しいの一言に尽きます。雨に当たると葉が枯れるので1年中ビニールハウスで育てています。ご家庭でしたらベランダかもしくは簡易なビニールハウスで育ててください。何度か失敗はすると思いますが辛抱強く農業日記をつけてください。必ず実ります。

7.マクロカルパ

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こちらも非常に育てにくい品種で何度も格闘しました。雨を嫌うのでビニールハウスで育てています。形状が個性的で魅力的な品種です。が実用性は低くてリースやスワッグにも扱いにくいです。というか使いません。でも綺麗。ドライでお部屋に1本あってもいいかもしれません。参考までに私物の写真を。3年ほど経ち美しいベージュ色になりました。

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以上、短くですがユーカリのお話でした。2編にわたりお付き合いいただきありがとうございました。

最後にユーカリの魅力とは! ずばり常緑だと思います。美しく濃い緑、儚なく白い緑、テロラゴナの銀緑、常に緑でいてくれる。緑が見れる。

私は産まれた時から緑の中で育ちました。盆栽家の父が育てる数千、数万鉢の盆栽の中で育てられました。幼少期に撮られ残っている写真も盆栽園の中でのものがほとんどです。それ故ひと一倍緑が好きで固執しています。

そんな私はこれからも「お部屋にユーカリを」をマイスローガンにユーカリの魅力をお伝えしてゆけたらと考えています。

#わたしの舞台裏

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