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九州に行ってみたい!

行きたい場所はどこかと聞かれると、断然九州だ。

数年前に飲み屋の幹事をやることになり、居酒屋を調べてみたときのこと。気づいてしまったのだ。自分の好みで選ぶ居酒屋、九州の店になりがち。

旨味がほとばしる和牛に新鮮なゴマサバ、そしてご飯のベストフレンド明太子。旅行の楽しみといえば食べ物。東京でもこんなにおいしいんだから本場の料理はどこまでうまいんだろう。

九州の食べ物の有名どころといえばやはり福岡だ。本場の豚骨ラーメンにふらっと寄るのも楽しそう。もつ鍋も九州だったか。もつは正直あまり良さがわからないので、本場で体験したら何か変わるかも。食い倒れ旅行したら楽しいだろうな。好きな食べ物があふれてる場所福岡。ここが天国か。

天の国といえば、宮崎は日本の神が最初に降り立った場所らしい。天津国。まさに日本の始まりの場所。文化好きとして放っておけない。最近ちょうど『古事記』の新書を読んだ。1300年前の人々が親しんでいた物語が今も残っている奇跡。そしてその聖地が今も残っているありがたさ。あの岩屋とか、天皇ゆかりの場所とか行ってみたい。

聖地といえば佐賀だ。2年前、「ゾンビランドサガ」というめちゃくちゃな作品があった。ゾンビが佐賀でアイドルを目指す突っ込みどころしかないストーリー。そうなのに勢いでごり押しした結果、涙あり笑いありのエンタメとして見事に完成している。唯一無二の不思議な作品。その中でも特に強烈な印象を焼きつけられた店がある。「ドライブイン鳥」。謎の音楽とダンス。一度見ると忘れられない主張の激しい看板。行ってみるしかない。ここまで何でもありの作品を生み出した佐賀県、何者なんだ。

何でもありといえばくまモンだ。まさかゆるキャラでここまで観光地を盛り上げることができるとは。この間配信で見たゆるキャラグランプリにもひときわ存在感を放っていた。あとは熊本の観光地といえば熊本城だ。災害に負けずに復興を目指している。伝統を大事にしつつあの手この手で盛り上げる。熊本からはそんなたくましさを感じる。

たくましさといえば隠れキリシタン。弾圧に耐えるイメージがあるが、実はキリシタンの反乱のきっかけになるのを恐れてある程度黙認されていたとか(ブラタモリ情報)。当時の教会もあるらしい。古い建物には目がないのでぜひとも見てみたい。何があっても芯を曲げず、信仰を何世代も続けたその姿勢はやがて文化財となり、今では世界遺産として注目を集めるまでになった。その姿には芯の強さを感じずにはいられない。

強さというとやっぱり薩摩だ。薩摩隼人として子供のころから鍛えられ、戦になったらイギリスにも追い払うまでの勇敢さ。この強さがどこから来るんだろう。気になる。江戸時代末期、薩摩は西洋の情勢に柔軟に対応し近代化をなしとげ、挙句は幕府を倒すまでの変革を担った。なぜ薩摩はここまで活躍できたのか。実際に行ってみるとわかるんだろうか。鹿児島で目に入るものといえば桜島。噴火を続けながらも柔軟に対応する鹿児島の人々。その自然と柔軟に対応する姿勢が薩摩の強さの秘密なのだろうか。それともたくましい大地の力を受けているのか!?

大地の力といえば忘れてはいけない、大分の別府温泉だ。最初にテレビで見たときはびっくりした。街のいたるところに温泉の湯気が上がっているではないか。これが全部温泉って。天国か。しかも地域によって泉質が違うなんて。日本一の温泉地がこちら手招きしている姿が見える。

いつか絶対九州行くぞ。

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