備忘録:小3兄の奇行(歯医者編)
我が家は小学校3年生の息子 と 幼稚園年長の娘がいます。
息子は、個性的なキャラクターで、エネルギッシュ。私と違う価値観をもち、独創的な自分の考え方を基本に 考察・行動をします。好奇心が旺盛で イタズラやおふざけが大好き。良くも悪くも、予想外の事ばかり起こすので、彼には いつも驚かされます。
つい半年前位までは、彼の驚きの行動を、奇妙な行動と感じて、奇行と心の中で呼んでました。(いえ、声に出てました。息子よ、ごめん)
でも最近は、彼の驚きの行動を、好奇心からくる行動と感じて、奇行と心の中で呼んでいます。
へぇー!そうくる?!と感心してしまう事すら あります。
今日は、先週くらいにあった、そんな息子の奇行の備忘録。
舞台は、歯医者さん。
コロナ流行の為、娘はおうちでお留守番で、息子と二人で受診しました。
もう、三年生ですから 基本的に受診中に 困る事はありません。
「次の健診の予約を取りましょう 」と、別室に移動した時に 息子に変化があらわれました。
。。。。。。。?
明らかに、挙動不審。
ソワソワしていました。
私は、トイレでも我慢してるのかしら?と思い、こっそり「あと予約だけだから、トイレなら行 って大丈夫だよ。」と耳打ちしました。
でも息子は、「いや、トイレじゃない。大丈夫。」と。
いや、でもどう見てもソワソワしてる。。。
なんだろう?
もしかして、お腹の調子でも悪く、既に下着を汚してしまったのか?
尋常ではない、ソワソワ具合に、母の予想は トイレから離れる事が出来ず、グルグル考えていました。
すると、意を決したように、息子が、予約の手続きをしてくださっているスタッフの方に「すみません。ちょっとどうしても気になる事があるんで、診察室を見てきてもいいですか?」と質問をはじめました。
でたーーー!!と思いました。
息子の奇行。
スタッフの方は、動じる事なく、優しく、すぐに「どうぞ〜」とご対応をくださいました。
私は、温かいご対応に、心の中でも、声に出しても「すみません。ありがとうございます。」と言っていました。
「なんですかね〜?」と談笑しながら、予約作業を続けていると、
複数ある診察室を全てぐるーっと覗いてきた、息子が戻ってきました。
その時の表情といったら、もうペカーッとした、満面の笑み。まさに、スッキリした!って感じでした。
何をしてきたのかワケを尋ねると、
「自分を診察してくれた歯医者さんも、歯科衛生士さんも、眼鏡をしていた。しかも、この予約室に来るまでにすれ違ったスタッフの人も、みんな眼鏡をしていた。さらに、自分の目の前に座って予約を取ってくれているスタッフの人も眼鏡。。。。もしや、どのスタッフの人も 例外なく眼鏡をかけているのか?!」
と思い、確かめずにはいられなかったそうです。
そして、結果は
「やっぱり、みんな眼鏡をかけてた!!!!」
ということでした。
スタッフの方が、「そうだよー。コロナウィルス感染予防のために、みーんなかけてるんだぁ。」と教えてくれて、「だよね!知ってる!」と大得意な息子でした。
私の中では、息子っぽいなぁって 感じた出来事でした。
彼が小さい頃は、彼が起こす奇行の理由を聞くことが出来なかったし、ちゃんと許可をとってから行動する事も難しかったから、大丈夫かしら??発達に偏りがあるのかしら?と心配していました。(実際には 今も少し心配しています。)外出先では、ちゃんと静かに座っていて!とイライラもしていました。
でも、今は説明をしてくれるので、こちらもスッキリできます。
本音を言えば、やっぱりきちんと座っていられるお子さんに憧れますが、
この溢れんばかりの彼の好奇心からくる『奇行』の現場に居合わせるのも、今では面白いです。
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