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休校中に気がついたことを懺悔(ポジティブ編)

我が家には 二人の子どもがいます。

二人とも、とても可愛い子ども達です。

また、この二人の相性は、バッチリで とても仲良し。

本当に 仲の良い兄妹です。



小学三年生の兄は、

工作やゲームなど熱中したい事がある時は 自分だけの時間を大切にしています。

でも、妹と遊ぶモードの時には、戦いごっこやポケモンごっこなどの ごっこ遊びを全力で一緒にします。時々、実験や簡単な料理も 一緒にしてくれます。そして、この良きお兄ちゃんモードには 頻回になるのです。

たまに 妹がいない日があると「なんか、いないと つまんないんだよね〜」とよく寂しがっています。



幼稚園年長の娘も、

お兄ちゃん大好きっ子。いつもあの手、この手で 一緒に遊べるように仕向けます。

「自分のお菓子をあげるから、一緒に遊んで!」

兄が他の作業中でも「 遊ぼう!」と、しつこくせまり、上の空での了承の返事を 取り付けます。そして時間差で「約束は守って!!」と、一緒に遊んでもらう事を迫ります。

今回の約3ヶ月間の休校による巣ごもり生活で、娘が泣いて訴えた不満第一位は、ダントツで「兄が一緒に遊んでくれない!」です。

そんな理由で泣く娘は、こちらが 忙しい時は 「面倒だなぁ」と感じずにはいられません。でも、余裕がある時には 、微笑ましく、「この眺めは 兄弟を持つ母親の醍醐味だなぁ」と、私の密かな楽しみとなっています。


この休校期間に ゆったりと時間を共有した事で、今は、親子で 穏やかな時間を 過ごせるようになりました。


そう。

今は、なんです。


息子は、個性的なキャラクターで、エネルギッシュ。私と違う価値観をもち、独創的な自分の考え方を基本に 考察・行動をします。好奇心が旺盛で イタズラやおふざけが大好き。良くも悪くも、予想外の事ばかり起こすので、彼には いつも驚かされます。

一方の娘は、甘え上手な甘えん坊。私と似ている価値観をもち、基本的に いつもハッピー。たまに癇癪を起こす事もありますが、彼女の不満を聞いたり、抱っこをしていると 割とすぐに立ち直ります。

息子とは 衝突する事が多く、なるべく時間を割いて、私なりに向き合い、対応してきました。小学校に上がってからは、さらに これに費やす時間は長くなりました。息子は家では 私と戦い、小学校では 先生や友達と戦っていた、、、そんな状況だったのだと思います。

娘は、何をしても いつも可愛い、私の癒し担当です。気質も割と穏やかで、話すようになったのも遅かったので、兄と比べると ほっとかれることが 多くなってしまっていました。


息子は、大きくなっても 居心地が良いとは言えなかった、ここ2〜3年の親子の空気感を 覚えているかもしれないなぁと思っています。流石に 娘は小さすぎて、記憶にないかな?

最近まで、すっきりうまくいかない原因の多くは、子どもにあると思っていました。でも、私の子どもへの関わり方、エネルギーの費やし方、が も、良いサイクルの連鎖を生むような、建設的な物でなかったんだと、今ならしっくり理解しています。


息子は 小学3年生、娘は 幼稚園年長です。これからの方が 大変な事は 多くあるのだろうとは思いますが。。。

でもまず、この記事を 読んでくれているかもしれない、大きくなった子ども達に向けて 謝っておきたいです。


ごめんなさい。



そして、特に息子には 謝りたい気持ちが 一層強くあります。

私は、私が育てた息子が、私とは違う価値観を持っている事に ずっと気付きませんでした。

いや、気づいていたけれど、価値観は 後天的な影響が大きいと捉えて、尊重してこなかったのだと思います。

もちろん、私の息子への行為は、全て息子の為になると信じ、励んできました。

 少しでも、生きづらくならないように

 少しでも、誰とでも仲良くなれるように

 少しでも、迷惑をかけない行動をとれるように

 少しでも、好きな事を見つけられるように

私は、人の持つ考え方や行動は、それは当たり前のものだと、小さい頃から習慣化させる事で、無理なく理想的な行いを身につけられると思っていました。

なんだか、改めて書き起こしてみると、洗脳教育のようですね。笑

悪気はないつもりでしたが、自分の事を棚に上げて、張り切って 子どもに自分の理想を押しつけていたんだと思います。



これらの懺悔が、休校中に 子どもと一緒に過ごす中で 感じた事です。


今回のコロナ流行の様な 非常事態下でなければ、子どもが集団教育に入った後に、親が こんなにも近くで、

「子どもの言動を観察」→「関わる」→「子どもの様子を再び観察」→「評価」→「関わり方を調整」→「再トライ」

をできることは ないのだろうなぁ、と感じています。

不謹慎ですが、この貴重な機会を 得られたことに感謝です。


私は、最近の親子の関係性に とても満足をしていますが。。。。

大きくなった子ども達からは「いやいやお母さん、ちょっとそれは違ったから!」と突っ込まれてしまいそう。。。。

そしたら、その時に、また謝ることにします。笑



ただ、この約3ヶ月間の濃密な時間の共有を経て、改めて強く実感した事は、

"価値観が違っても、

結果的に 手をかけた時間が少なかったとしても、

息子も娘もとても大好き!!

我が家に 生まれてきてくれて ありがとう!!"

という気持ちです。








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