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シリアという国をご存知でしょうか?

名前だけは聞いたことある。程度の認識な方が多いと思いますので簡単にご紹介します。

【シリア・アラブ共和国は、中東・西アジアの共和制国家。北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと国境を接し、北西は東地中海に面する。首都はダマスカス。

2011年にシリアの政府軍と反政府勢力による武力衝突が本格化してから、シリア紛争はさらに深刻化。多くの住民が国内外での避難生活を強いられ、危機的な状況下で暮らしています。現在、難民として国外に逃れている人々は660万人、うち550万人が近隣国で今なお避難生活を続けています。

2018年以降、政府軍による大規模な奪還作戦後に国土の多くが政府の掌握地域となった。今なお、反政府勢力の影響下にある地域では空爆等の戦闘が続き状況が更に悪化しています。】

要は紛争地域です😭
とても危険なので護衛業務として何度か訪れました。

イスラム国に破壊されてしまう前のパルミラ遺跡に行きました。まあ破壊前でも壊れてたりしたんですけどね。

建築の知識は皆無だがローマ様式と聞くとまさにそんな感じだなという感想。
これがシルクロードか。

世界遺産の中では目立たない方かもしれないが、謎がそれなりにある遺跡らしいので休憩中に少し散策してみました。なんか謎の電子音ぽい音がちょいちょい聞こえるんですよね。
近くには機械類が一切ないにも関わらずその音は聞こえてくるので、もしかしてUFOなのかなとワクワクしておりましたがそんなものも見えず…
あっという間に興味を削がれて仕事に集中する私でした。

何事もなく護衛業務は終わりスタッフを明日に備える下見班とクライアント送迎班に分けて別行動に。私を含む五人は現地に残って下見という体のバーベキューが始まりました。

私が持参した日本酒はみんなから大人気でした。
日本酒って日本から出ると味が変わるという噂がありますが本当に違う気がしました。

その時少し酔ってたかもしれませんが、翌日も護衛があったのでそこまでは飲まなかったはずなんですよ。なのに変な体験をしました。

聞いたことのない言語が砂漠から聞こえた気がしました。他の奴を見ると私と同じく怪訝な顔をしています。聞けば全員が同じ言葉が聞こえたとのこと。
シリア人もいたのでアラビア語ではなさそう。結局誰も知らない言葉なので、どこかに外国人旅行者がいたんだろうという結論に辿り着き再びバーベキュー再開。
ところがまたしても変なことが。
足音が聞こえるんです。
間違いなく複数人。これはゲリラじゃないかとパニックになる我々。
だけど誰もいない。人っこ一人いない。
なのに足音はどんどん大きくなる。
息を潜めて武器を持ち警戒していると、足音だけが私たちの前を通り過ぎ遠ざかっていきました。

姿もなく足跡もないのに足音だけが移動して行く現象。私達全員が聞いたのに私達全員何も見ていない。
あっという間に酔いも覚めホテルへもどりましたとさ。


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