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淡路島アウトドア施設経営日記#4

今日は吉野川にキャンプをしにきている。淡路島でアウトドア施設、
「焚き火BASE〜HOKAGE〜」を経営しておきながら、暫くプレイヤーとしてキャンプをしていなかったため、8月の繁忙期を乗り切った打ち上げという名目で徳島にやってきたという流れだ。

キャンプは準備からやることが多い。荷物を詰め込み、食材を買い込み、現地で設営し、調理をする。作業の少ないグランピングが人気な理由がわかる。HOKAGEもグランピングに近い形態をとっていて、お客様はきたらすぐに調理から始められる。改めてHOKAGE利用者の便利さを感じることができた。

ガチのキャンプ好きがターゲットではなく、アウトドア初心者のため、なおさら機材持ち込み不要のメリットを感じる。7人乗りの乗用車に3人と機材でパンパンになる。キャンプは意外と大変だ。

しかし、自然の中で共同作業をするのは面白い体験だ。それぞれのキャラがわかり、工程の多いからこそ役割分担が求められる。「好きな女の子と一緒だったら最高なのに」と男3人から溢れるのも納得だ。

キャンプ飯とテントサウナの実験をしたいという裏テーマもあり、この後実際にトライしていく。淡路島に住んでいる私たちですら自然に囲まれると幸福度を感じる。東京に住んでいた頃だったら尚更テンションが上がっていたと思う。

田舎暮らしが注目されているのも、自然への憧れが大きいはずだ。文明の進化によって自然を無くしておきながら、潜在的に自然を求めるというのは皮肉なものだ。

キャンプ場に着いた時、地元のおばあちゃんが近くで砂を掘っていた。何をしているのかと聞くと、「ここの砂が一番畑に良いのよ」という。まさに自然と共に生活をしているのだと感じた。

SDGsが注目されている昨今、自然との共存は大きなテーマだ。都会での生活しか知らない人と、自然と共に生きているおばあちゃんとの交流はお互いに大きな影響があると思う。

東京から淡路島に来て、都会と田舎の両方を体験している私だからこそ伝えられることがあると思っている。改めてキャンプをしたことでの学びがあった。

この後、テントサウナをして、川に入り、温泉に入る。最高の自然遊びだ。子供ができたら連れてってあげたい。(彼女すらいないが。笑)

HOKAGEの改善点もいくつか見えてきた。やはり実際に遊ぶことが一番の改良する手段だ。これからも遊んでるのか仕事しているのかわからない世界線で生きていきたい。それが人生を満喫する秘訣だから。


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