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前提が変わると選択肢が広がる awai 風のたより 143

嬉野からのたより


7月も半分までやってきましたがいかがお過ごしですか?

嬉野ではそろそろ梅雨明けかと思うような青空が広がったかと思えばまたしとしとと雨が降り、
季節の変わり目ならではの大きなゆらぎを感じる今日この頃です。

そんな中我が家では先日、2階のベッドルームの一角にクリスタルハープホルダーを設置しました。

澄んだ音と美しい姿に惹かれて購入したクリスタルハープでしたが、
繊細な材質ということもありケースに入れていたところ、奏でる機会が少なくなってしまっていました。

楽器を身近に楽しむ秘訣はすぐに弾ける状態にしておくことと聞いたので(確かに部屋の片隅にかけてあるウクレレは訪れた人も気軽に演奏しています)
クリスタルハープもかけておけるところがあれば気軽に奏でられるはずと、
いくつかのパーツを組み合わせてかける場所をつくったのでした。

2階のメディテーションスペースの壁に設置したところ、このための場所だったかのようにピッタリ!

朝起きてすぐや寝る前に気軽に美しい音色を楽しむことができるようになりました。

楽器もですし、やりたいなと思っていることは気軽に取り組める環境をつくることがおすすめです。
大ごとにせず、日常の中に溶け込ませるのが、楽しみや上達の秘訣ではないかなと思っています。

メディテーションスペースに吊り下げたクリスタルハープ。
気が向いたときにすっと奏でられるようになりました。


6月のはじめに我が家にやってきた猫たちはすくすくと大きくなり、あっという間に子猫ではなく中猫くらいになりました。

家の1階の一部で過ごしているのですが、外に出ないようにしようとすると部屋と部屋のあいだの扉を閉めなければならず、
もともと家の中にあかりが少ないこともあり、
雨や曇りの日は家の中がなんだかどんより暗くなってしまいます。

風通しは良く、でも猫が外に行かないようにするにはどうしたらいいだろう、
玄関と部屋の間に網戸をつけたら良さそうだけど、網戸をつけようとするとそのためのレールもつけないといけないから大変かなあ、などと考えていることをピーターさんに伝えると

「カミドア(障子のこと)を使えばいいんじゃない?」という言葉が返ってきました。

家には外した障子がたくさんあるのですが、障子の木の枠に、網戸の網を張ったらいいのではないか、というのです。
確かにそうするともともとある扉の溝をそのまま使うことができるし、何より木の枠なので家に馴染みそうです。

シンプルだけど、思ってもみないアイディア。
なんで思いつかなかったんだろうと考えたときに、わたしの中には「網戸=金属の枠」という固定概念があったことに気づきました。

生まれてこのかた金属の枠の網戸しか見たことがなかったので当然と言えば当然なのですが、「網戸=金属の枠」という前提があるが故に、木の枠の網戸にするという選択肢がチラリとも思い浮かばなかったのです。


わたしたちが「できない」「難しい」と思うことの奥には前提が隠れています。
前提はあまりにも当たり前にそこにあるので、「そういう前提を持っている」ということに自分ではなかなか気づけません。
似たような環境や社会で育った人は同じ前提を持っていることも多いので、複数の人がいてもそこに前提があるということに気づけないことも多くあります。

そんなとき、異なる環境や社会で育った人と話をするとこれまでとは違った選択肢が出てきて、そこに前提があったことにも気づくことができます。

前提が変わると、当たり前に思っていたことが当たり前ではなくなり、選択肢が変わったり広がったりします。

あなたが「当たり前」だと思っていることはどんなことでしょうか?
あなたの周りにいる人も「当たり前」だと思っていることはどんなことでしょうか?

そこにある前提を見つめ、ときに疑うことであなたの人生の選択肢も広がっていくかもしれません。

壊れた障子をリメイクしてつくった網戸。風も光も気持ちよく入るようになりました。
ちなみにトップの画像はもともとお仏壇が入っていた場所。
そこに窓をつくろうなんて日本人的発想ではなかなか思いつかないですよね・・・。

お知らせ

●8月14日(水)Inner Harmony Practice -立秋編-を開催します ゆらぎの大きくなる時期にピッタリのボイスワークを実践しましょう♪

この取り組みでは季節に合わせた瞑想・ボイスワーク・ジャーナリングを実践します。

声は自分自身の内側にあったものが、世界と出会う場所。

心とからだがしっかりつながるとあなたが本来持っている声が発せられるようになります。

本来の声は、人の心に響き、必要なものを必要な人に届ける後押しをしてくれます。

そして声を出すことを通じて心とからだがととのってもいきます。


⚫立秋の取り組み

まだまだ暑いながらも、暦の上ではあたらしい季節が訪れはじめるこの時期。

からだの中の気の流れも上向きから下向きに変わりはじめ、アンバランスになりやすいのでことから意識して心身を労わろうとすることが大切です。

自分自身に起こるさまざまなことをそのまま受け止めていったり、気を落ち着けること後押しするための瞑想やボイスワーク・詩のワークを実践していきます。

INNER HARMONY PRACTICE -立秋編- 実践内容

ライブセッションでの実践
・グラウンディングのための瞑想
・生き方についての気づきを深めることを後押しするボイス・ボディワーク
・自分をやさしく包み込むことを後押しするボイス・ボディワーク
・しなやかさを育むボイスワーク(詩の朗読)

ご自身でのジャーナリング実践
・ゆらぎとともに生きることに向けたジャーナリング

*ライブセッション1.5時間のご参加とご自身でのジャーナリングの実践で、合計2.5時間のCCE参加証明書が発行されます。


●INNER HARMONY PRACTICEの特徴


・対話を通じて人と関わる方のセルフケアに特化したプログラムです。
・季節に合わせた瞑想とボイスワークを実践します。
・ICF(国際コーチング連盟)のCCE(継続コーチ専門教育)に認定されています。
・1.5時間のライブでの講座参加とご自身でのジャーナリングの実践で2.5時間分のCCE参加証明書が発行されます。
・約3ヶ月に1回の講座に4回ご参加いただくと合計10時間のCCE参加証明書が発行されます。
・瞑想とボイスワークのガイド録画を共有するため、繰り返し実践いただけます。
・感想をシェアする時間もありますが、ご自身でのワークが中心となります。

*ジャーナリングは一定の条件を満たした場合にCCE実践時間として認定されます。

●日時
2024年8月21日(水)JST 9:00-10:30

*こちらの日程にご都合が合わない場合、リクエストに応じて追加日程を設定することも可能です。
*ご自身の現状に合わせた実践を行いたい場合、Inner Harmony Session(個人セッション)をご活用ください。(個人セッションでも実践内容に合わせて最大10時間のCCE参加証明書が発行されます)

●参加費
・早割チケット:12,000円(8月11日ご購入分まで、ジャーナリングあり、CCE参加証明書の発行あり)
・通常チケット:15,000円(ジャーナリングあり、CCE参加証明書の発行あり)
・入門チケット:12,000円(ジャーナリングあり、CCE参加証明書の発行なし)
・セルフケアチケット:5,000円(ジャーナリングおよびCCE参加証明書の発行なし)

*入門チケットは現在コーチングを学習中で今後ICFの資格取得を検討されている方やコーチではないけれど内なる調和を育んでいくことのご関心がある方に活用いただけるチケットです。
*CCE参加証明がご入用の方は早割チケットか通常チケットをご購入ください。
*ライブセッション後に録画を共有します。(CCE参加証明書はライブセッションにご参加の方のみ発行します)
*対話をお仕事にしている方でなくとも、自分とのつながりを深めるお時間としてお気軽にご参加ください。

●詳細・お申し込み
こちらをご覧ください。

Peatixからもお申し込みいただけます。

*ご質問・ご相談等ありましたらこのメールに返信する形でご連絡ください。

●変容期やゆらぎの時期の過ごし方、コーチングに関するトピックについてオーディオガイドを公開しています♪

・セルフコーチングのコツ・コーチになりたい人におすすめの取り組み(無料)
・メンターコーチングとスーパービジョンの違い(無料)
・クライアントの「全体を聴く」「全体を伝える」ということ
・コーチとしてまず目指すところやできるようになるといいこと
・人生に訪れる7つの転換期
・変化と転換期
・転換期とゆらぎ・おすすめの過ごし方について(無料)

*定期的なセッションやコースをご活用いただいている方は全て無料でご活用いただけます。ご案内はセッション後のメールにてお送りしています。
*こちらをクリックしていただくとオーディオガイドの視聴ページが開きます👇

図書コーナーの網戸も補修しました。 内で遊ぶのも外を眺めるのも大好きな猫たちです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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今日も、世界の美しさに感謝を込めて。

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