丁寧な暮らし

1ヶ月続いた片付け祭りも終焉を迎え、やっとこさ落ち着いて生活でき始めたので家の紹介でも。

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初めて家の中見たときは綺麗だな〜と感動した。


だって今まで見た家は床が抜けてたり、屋根が歪んでたり、自分より背の高い草が生えてたりしたから、ここは天国のように思えた。


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最初に見た家。全体的にボッコボコ。
「家が凹んでる」という謎の表現をされた家。
ふすまってくの字に曲がるんだ。


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ススキが伸びすぎて玄関が見えない。陽当たりが裏目に。


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天井が剥がれてる。友人が「惜しいな〜」と言ってたけど何が惜しかったんだろう。


とまあやっぱり古い民の家と書くだけあって、年月相応に味がある仕上げになってる家が多かった。

やけに馬鹿デカくて綺麗だな〜と思ってテンションが上がった家はソッチの筋の方の家だったり。

そんな幾多のトラップをくぐり抜けて今の家に着地しました。

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キッチン。最初からキレイ。感動。


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玄関。踏むと沈むから剥がして土間にする予定。


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二階。天井が低くて頭打つ。けどなんかレトロ。


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階段上の謎スペース。「俺はここを書斎とする!」と高らかに宣言してから数ヶ月。何も進んでない。


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お風呂。やばくね?新品?


とまあ荷物はそれなりに多いけど、前に住んでた方が相当キレイに使われてたみたいで。ほんとありがたい限り。合掌。

めちゃめちゃキレイ!何もすることないじゃーん!と大船に乗った気持ちで軽口叩いてた住み始める前の自分は、この後開催される片付け祭りの重みをまだ分かってなかった。

けどまあ、すごく素敵な家での暮らしが始まったことには変わりない。
暮らしの道具や敷地内に生えてるいろんな草花を見て、前に住まれてた方の素敵さに感服するばかり。

家にあるものを見てると、時間をかけて手仕事をしながら、今で言う丁寧な暮らしをしてたんだろうなあ。

一緒に過ごしてる妻と友人はその暮らしを受け継ぐにふさわしく、物を大切にしたり、キレイに使ったりするのが得意。なんかもう人として立派。美しい。

残念なことに僕は掃除× 洗濯× 後片付け×の家事能力が欠如した、「片付け=物を角に寄せること」だと思ってた人間なので、一緒に住んでるみんなを丁寧にヨイショすることでこの暮らしに順応してます。


とにかく、丁寧な暮らしをするためには丁寧な暮らしが得意な人と一緒にいれば自分も影響されはじめるし、苦手な人は得意な人に補ってもらいながら違うことで感謝を返していったらいい関係を築いていけるんだなあと暮らしの中で実感してます。
僕はコーヒーを淹れるのが好きなので朝とか作業終わりとかにコーヒー淹れて感謝を返すようにしてる。もうそれだけは欠かさず続ける。絶対。


得意なことは人それぞれ。今後もそれがいい感じに混ざっていけばいいなあ。


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