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流行りの曲をあまり知らない

私は流行歌には疎い。
最近は流行っている曲も聴くようになったけれど、元があまり流行っている曲を聴く人ではなかった。

小さな頃は本ばかり読んでいた私は、テレビを見ることがあまり多くなかった。
どうも映像作品を見るのが苦手だったため、アニメやドラマを見るのも苦手だった。
だからか、私が幼い頃のドラマの主題歌とか言われてもさっぱり分からない。見ていないから。
小学校でも曲の話をされるとまったく分からなかったな、という記憶がある。

それが少し変わったのは、嵐を好きになってからである。
AKB48の大島優子を好きだったはずの友達が、気づいたら嵐の櫻井翔が好きと言い出したのがきっかけだった。
それが『謎解きはディナーのあとで』のドラマが放送されていたころの話。
東川篤哉の原作を読んでいたこともあり、友達が言うのなら……と興味本位でドラマを見たのが始まりだった。

AKB48は父親の職場の同僚が好きだったこともあり、簡単にCDが手に入る環境だったため、曲を聴いたりはしてきた。
ただ、個人を好きになるという段階まではいかなかった。
あくまで、曲を聴いていただけ。
それがなぜか、嵐は個人にもハマることになる。
そこでやっとドラマを見たり曲を追う習慣がつくようになった。

それでも結局、嵐以外の曲を追う習慣はあまりつかなかった。
テレビの音楽番組も追うようになったため、少しは聞き覚えのある曲もあるはずなのだが、いかんせん自分の興味があまりなかったらしい。

それもそうだろう、と言いたくなる。
親が車の中で流していた曲は、基本的に1980〜1990年台の曲。
知っている曲が音楽番組で流れるわけもない。笑
この影響で2000〜2010年台の曲よりも、そのくらいの年代の方が流行った曲を知っているかもしれない。
親が車で流す曲の影響力はかなり強いものがある。

何でこんなことを書こうと思ったかというと、最近の流行りの曲はボカロが原点になっているものが結構多い。
ボカロは高校生の頃から聴くようになっていたため馴染みはあるものの。
ボカロ曲は歌うのが本当に難しい。
人間が歌っていない曲なのだから、それも当然だと言える。
カラオケに行って改めて思った。
歌うのが難しい。

Adoの『唱』とか、YOASOBIの『アイドル』とか。
あれは音程も取れない。難しい。
こんな曲ばかり流行するなら、カラオケに誰かと行くというのも難しくなりそうだなあ、と思わなくもない。
歌唱力がなければ楽しめないカラオケになってしまいそう。
そして私は歌は上手くない。笑
少し歌が上手くなりたいなあとは思ったりするものの、それなら文章を書くのが上手くなりたいと思ったりするから元がそういう人間なのだと思う。

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