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コスモスが咲いていた

ふらっと散歩をしていたら、コスモスが咲いているのを見つけた。
空に面白い形をした積乱雲が浮かんでいたから、それに気を取られて、よく見える場所に行こうと思ったら見つけた花だった。

コスモスって自然に咲いているのは見かけないなと思って調べてみたら、秋で終わる一年草と書かれていた。
なるほど。冬を越す植物ではないらしい。
だから自然に咲く花ではなくて、種を植えないと咲いているところは見れないみたい。
だからコスモスって見れる場所が限られてるんだ。
誰かが植えないと見ることができない花だから。

散歩をしながら花を探すのは好きだけど、自分で花を育てたいとはあまり思わない。
薄情なような気はするけど、手入れをしなくてはならないという手間の方が面倒だと思ってしまう。
同じような感覚で、ペットを飼うのも消極的。
誰かが飼っているペットを愛でるだけの方が楽だから。
何年も動物の世話を見るのは大変だもの。
ハムスターくらいならきちんと最後まで面倒を見れる気はするけど。

これも、今の私がそう思ってるだけでそのうち意見は変わっているかもしれない。
植物を育てるのは楽しいな、なんて言っているかもしれない。笑
今の私に植物の面倒を見るような余裕がないだけだから。

心に余裕があるかないかって、大事なことだと思う。
どうしても余裕がないと、生活をしていくのも苦しくなる。
意図的に余裕を作れるような生活ができればいいんだろうけど、そうもいかない人なんてたくさんいる。
みんながみんな、ギリギリで生きてるような節があるから生きにくいんだろうか、なんて思ったり。
私だって余裕はないけど、散歩をして花を見つけるくらいの余裕は持ちたいなあ、と思う。

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