あわ もりこ

沖縄出身・京都在住のフリーライターです。 公私ともに食べ物とお酒のことばかり考えていま…

あわ もりこ

沖縄出身・京都在住のフリーライターです。 公私ともに食べ物とお酒のことばかり考えています。 特に好きなのは家飲みと野良飲み。

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最近の記事

同人誌を作りました

1年前、酒仲間のフードライター・白央篤司さんから「酒とつまみの同人誌を作りませんか」と連絡がありました。えー、それ最高! 絶対やりたい! ともちろんの二つ返事。 初めての同人誌です。しかも、酒とつまみのセンスが大好きで尊敬する書き手でもある白央さんに声をかけてもらえるなんて嬉しすぎっっっ。 直接会っての打ち合わせは叶わない状況ゆえ、リモートメインで打ち合わせを重ね、デザインはこれまた酒仲間のブックデザイナー・いわながさとこさんにお願いすることに。いきなり本職の手を借りられ

    • グソーでなにしてるのばあちゃん

      4月1日は父方祖母の誕生日でした。生きていたら107歳になっていたはずの彼女は、4年前、103歳の誕生日を迎えた直後にグソー(沖縄の言葉で後生。あの世のこと)へと旅立ちました。 100歳祝いのときには全国から子や孫が集まって島のホテルで盛大にお祝いをし、「こんなに元気だから次は108歳の茶寿祝いだね〜」と話していたのに……。 亡くなる2週間ほど前、103歳の誕生日。ケーキもしっかり食べたね〜。 大正3年、沖縄本島に生まれ、3つの時代を生き抜いてきた祖母。20代を東京

      • おっちゃんの一番好きなナス料理

        野菜の無人販売所が好きで、週に何度かは「ちょっと行きつけのショップまで」的な気分でいそいそと出かける。数カ所あるお気に入りのうち 一軒では割と高い確率でオーナーのおっちゃんというかおじいちゃんが店番をしていて、このところ少しずつ会話を交わすようになった。 ちなみに初めて話した時はこんな感じ(買い物をしたあと、ほかにお客さんがいなかったこともあり前から気になっていたお願いをしてみたのだった)。 泡「いつも野菜めっちゃきれいに並べてはりますよね。写真撮らせてもらってもいいです

        • うらめし02 「混ぜすぎないカップ焼きそば」

          インスタグラムに載せたくなる「おめかしめし」が好きだ。そして、その裏で食べている「うらめし」は、なんというか、愛おしい。ふだんは写真を撮ることすら忘れがちな「うらめし」を、なんとか記録に残したいと思っています。 *** 先日食べたカップ焼きそばの写真を友人に送ったところ(トップ画のもの)、「焦ってソースが混ざりきってないがなw」と指摘された。 たしかに、まだらだ。そういえば私はカップ焼きそばを作るとき、あえて混ぜすぎないようにしているのだった。 ひと口めから脳が「うん

        同人誌を作りました

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        • 日記
          1本

        記事

          うらめし01  「キャベツパン」

          インスタグラムに載せたくなる「おめかしめし」が好きだ。そして、その裏で食べている「うらめし」は、なんというか、愛おしい。ふだんは写真を撮ることすら忘れがちな「うらめし」を、なんとか記録に残したいと思っています。 *** 気づけば、市販のドレッシングを買わない暮らしがもう長い。冷蔵庫が小さすぎて置く場所がないのが主な理由だ。ちなみに冷蔵庫は学生時代に後輩から譲り受けたミニ2ドア式を25年以上使っている。最近よく水が漏れているのが「もう引退させてくれぇ〜」という涙のようで辛い

          うらめし01  「キャベツパン」

          店飲み復活の日

          2ヶ月半ぶりの「店のビール」はめちゃくちゃ美味しかった。 6月某日、そろそろいいよねと飲みに出かけてみた。 友人を誘って居酒屋へ、というのはまだハードルが高く思えて、ひとりでオープンエアな場所を目指してみることに。 向かったのは、大好きな川沿いの茶屋。 京都有数の観光地にあるためいつも込み合っていて、それはそれでよかったのだけれど、今回はまだ観光客が戻ってきていないタイミングを狙う。 嬉しいことに、茶屋は貸切状態だった。屋根のある席と迷い、より開放的な床几の簡易席

          店飲み復活の日

          自己紹介

          はじめまして。 沖縄の石垣島出身で京都在住のフリーライター・泡☆盛子と申します。 雑誌やwebで主に酒食関係の記事を執筆しています。 大学進学を機に京都へ来て30年近く。 その間に体重が50kgほど増加しました。 空気を吸っても太る美味しい街、それは京都……。 家でちまちまとアテを作って飲むことや、チェアリングをはじめとする野良飲みが大好きで、人生の柱でもあります。 人見知りゆえに、酒場は同じ店に通うことが多め。 コロナ禍以前は年々弱りゆく膝をかばいながら子・孫のような