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病気の原因とカサンドラ症候群

今までこの療養日記では、私が病気になった原因については全く触れていません。なぜならそれを説明するのがとてもとても難しかったからです。主に私がいた団体の、仕事でいうところの上司にあたる人との関係性が問題だったのですが、何が問題だったのか、友人に相談してもほとんどわかってもらえないものだったので、文章にすることなど不可能だと思っていました。しかし【カサンドラ症候群】という言葉に出会いまして、私はこれに苦しんでストレスを抱えてしまったのだということに気づきました。 

以下引用です。
カサンドラ症候群とは、家族やパートナーなど生活の身近にいる人がアスペルガー症候群などコミュニケーションに困難を生じる、発達障害の人の家族・パートナーが多く発症する病気です。発達障害の当事者の言動を受け入れ、支援し続けようとするあまり心身の調子を崩してしまいます。
カサンドラ症候群は相手との関係性から生じる状態で、非常に多様な原因やきっかけがありますが、「発達障害のある家族やパートナーとの情緒的交流の乏しさからの関係性の悪化、またその事実をパートナーも周囲も理解せず、当人が苦しみを抱えたまま孤立した状態に置かれること」が、大きな原因となることは共通しています。
「当人が苦しみを抱えたまま孤立した状態に置かれること」とあるように、パートナー側や周囲が問題を認識しにくいことが、カサンドラ症候群の原因を見えづらくしているという指摘もあります。
発達障害のあるパートナーが一定以上の社会適応性を身に着けている場合、職場などの外向きの環境ではうまく行っているものの、家庭や身近な人とのプライベートな空間の中でのみ関係性の悪化が起きるケースがあります。パートナーや家族だけがそのつらさを感じている場合、外側からは見えにくいのです。 そのため、問題に直面しているカサンドラ症候群の当事者側の問題が軽く扱われたり、否定・批判されたりするなど、さらに強いストレスにさらされることもあります。
パートナーとの「思考回路の違い」が大きく関係しており、パートナーシップをうまく築けず、自信を喪失し、身体的・精神的に症状が出てしまいます。
アスペルガー症候群は目に見えない障害で、周囲に理解を求めようと相談しても、信じてもらえないことが多々あります。
また、発達障害の人とのコミュニケーションの困難さに日常的に触れる立場として、仕事のパートナーや、上司部下の間にも起こることがあります。
「パワー・ハラスメント」「モラル・ハラスメント」と称される言動によって、カサンドラ症候群のような状態が起きた事例も報告されています。

https://hikikomori0783.com/about_d_d02_1 より。

私の場合は仕事上のパートナーでしたが、完全にこれでした。職場の場合は【職場カサンドラ】という言葉もあるそうです。その人は自分の気質について気づいていないと思いますが、知らず知らずにつらいことはたくさんあり被害者でもあると思います。もちろんその人と上手く関係を築けている人はたくさんいます。ですが、私にはどうしても無理で、身体症状や精神症状が出てしまいました。

ただ、そもそもの自分の考え方やストレス耐性を変えないとまた別の場所で同じことは起こりかねないと思っています。時間はかかると思いますが、少しずつ自分を変えていきたいと思います。

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