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【スタッフライブレポート】AUTUMN BLUES主催「FAW 2019」@下北沢SHELTER

皆さま、はじめまして。
AUTUMN BLUES運営スタッフ ”ちゃちゃ” こと 佐々木と申します。見た目はこんな感じです(以下の写真参照)。主に物販管理や、映像管理、ローディ―的な活動をしています。

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先日下北沢SHELTERで行われたAUTUMN BLUES主催「FAW 2019」のライブレポ、そして企画に至るまでのあんな事やこんな事をまとめてお送りいたします!** **

それではちょっと長い記事になりますが、最後までお付き合いください。

1.【はじめに】AUTUMN BLUESとは

まず今回のイベントの主催者
「AUTUMN BLUES (オータムブルース)」というバンドとはなんぞや?という話から。

彼らは2018年の7月に結成された3人編成のフラストレーションパンクロックバンド(略してフラストパンク)です。

メンバーは伊藤昂志(Bass)、フラット鈴木(Drums)、島田修三(Vocal, Gutar)。

フラストパンクとは普段聞き慣れないジャンルかもしれませんが、それもその筈。フラストパンクはボーカルギターを務める島田が独自に掲げた新しいジャンルです。日常の中で生まれる負の感情を肯定し、心の鬱積の解放をテーマとしており、AUTUMN BLUESというバンド名も「秋のような焦燥感」という意味合いで名付けられました。

目指す先は「世界で1番ダサいバンド」だそうです。企業で言うところの【VISION】ですね。ちなみに企業で言うところの【MISSION】は「社会の中で頑張る人たちの負の感情を肯定する」だそうです。詳しく知りたい方は是非HPをチェックしてみてください!

(以下 HP、Twitter、Instagram、YouTubeの順にリンク掲載)

そんな彼らはまだ結成7ヶ月目。これまでに5回しかライブをした事がないのですが、「結成して1年にも満たっていないアマチュアバンドの中で、どれだけの数がSHELTERで企画ライブしたんだろう?」と島田が言い始めまして、

「面白そうだからやっちゃえ!」

というノリから今回の企画実施に至りました (SHELTERでライブを開催したい裏テーマもあったのですがそれは記事の後半で)。

※SHELTERってどんなライブハウスなの?という方に、以下に幾つかリンクを用意したので覗いてみてください

※バンドのテーマ構想や全曲の作詞作曲、企画などは島田が担当していますが、全体管理はリーダーの伊藤に委ねられているため、たまに走りすぎて島田が怒られているところを目撃します(笑)。

AUTUMN BLUESは全員がちゃんとした役割の上に成り立っているバンドでもあります。

2.【FAW 2019概要】企画名の理由

FAWとは、Forget About Workの頭文字を取ったもので、誠悦ながら運営スタッフである僕の素案が企画名として使用されました(汗)。<※ フライヤーは島田がデザインしました>

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正直あんまり意味は考えていなかったのですが(爆)、「AUTUMN BLUESっぽくて良いじゃん」と島田が解釈して、伊藤の判断をもって採用に至った形です。(意味くらい考えろよ←) 。「仕事を忘れて」という意味を持っていますが、「仕事も含めて、熱中しているものがあると言う事実を誰が否定できる?」と言う意味合いを持つ企画名でもあります (そう解釈してくれました)。

伊藤が前に言っていました。
「俺は何事も本気で頑張っている人間の事は全力で応援する」と。

島田は以前飲み会の席で「”仮面ライダーになりたい!“とか”マジンガーZを作りたい!“と言ってる大人を全面肯定してハグしたい」と言っていました。

FAWの本当の意味は「アホな事言ってても味方はいるんだぜ」という言葉なのかもしれません。 


3.【ライブレポート】イベント開始

さて、前置きが長くなりましたが、当日の各バンドのライブレポに移りたいと思います!

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いつもはクールなフラットが当日はとても楽しそうで、「やっぱり好きなバンド、仲の良い人達と何かを一緒に作るのは楽しいよね」と。いや、ほんと素敵です。

【19:00~】超実力派スリーピースロックバンドThe BBBが下北沢SHELTERの舞台に登場

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The BBBとの出会いは去年の下北沢LIVE HOLICでのブッキングライブでの事。島田は毎回対バンする予定の全バンドの楽曲を聴いて当日を迎えるという若干マニアックな癖があるのですが(とても大事だとは思いますけど笑)、LIVE HOLIC出演前に特に大絶賛していたのがThe BBBでした。

ブリティッシュロックでもアメリカンロックでもなく、確実にThe BBBとして音楽を体現しており、その上ベースがいない布陣に希少性を感じて、LIVE HOLICでのイベント当日に今回のFAWのオファーを出しました。

快く出演OKを出してくれたThe BBB。今回最年少バンドでしたが、FAWでの彼らのパフォーマンスは「他の3バンドを食ってやる!」という気合いがひしひしと感じられ、まるで獣のようでした。

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ギターのリョーヘイさんのハスキーなシャウト。テレキャスターで弾いてるとは思えない迫力のあるごとーさんのギター。そしてシンイチロウさんの刻む一音一音計算されたドラムビート。「ロック」というジャンルではなく「The BBB」というジャンルがそこにはありました。

“嘘だらけのHELLO”という歌詞が頭から離れません。。カッコ良すぎ。。

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「俺、喋るのは苦手なんだけど」という前置きをして「The BBBはこれからレコーディングに入る。進化前の俺たちを観れる最後のライブに来れたみんなはラッキーだ」というMC。これがまたカッコいい。。

仕事をしていると、どんなにキャリアを積んでいても、年齢的な格差が生まれる事がある。でもライブハウスの中にその格差なんて存在しない。The BBBは確かに今回のイベント最年少でしたが、誰もが敬う演奏能力の高さと突破力がありました。

The BBBのファーストアルバム、とても楽しみにしています。「直接売ってもらうんじゃなくて、何も言わずフラッとライブハウスに立ち寄って、真っさらなお客さんとして買いたい」と島田は言っていました。

FAW2019、トップバッターThe BBB
最初から主役を奪ってくれてありがとうございました!

2019.2.19(Tue.) 下北沢SHELTER The BBB セットリスト
1.Back the Black Beat
2.Frustration
3.D.T.P.
4.Blood Blues Box
5.プリテンダー・ロックンロール
6.Crossfire
7.誰かがロックンロールを

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【19:40~】The Eastern Monkeysがステージへ。出番前にわかっていた事は、良い意味で「絶対やばいライブを演るんだろうな」という事

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The Eastern MonkeysはボーカルのTakeshiさん、ベースのHiroshiさん、ドラムのTatsurouさんで構成されるロックバンドです。

そもそもはHiroshiさんが別に活動している毒虎(https://mobile.twitter.com/dokutora_vt)というハードロックバンドが主催した「RE:VENGE Vol.2」というイベントに出演していたThe Eastern Monkeysのライブを島田が観たのがきっかけでした。

そのイベント直後に「やべーバンドがいるぞ!」と全員のグループラインに連絡があり、その当日にHiroshiさんに交渉して今回のイベント出演に至ったという経緯でした。島田が度々「イースタンモンキーズまじでやばいから」と言っていた事もあり、めちゃくちゃ期待していました。

**結論から言うと、想像を遥かに越えていきました。 **

楽曲から見え隠れする哀愁表現のカッコ良さ。「ケミストリーとはこの事か!」と思わされる演奏能力の高さ。「どうやったらこれ弾けんの?!」とTakeshiさんのギターポジションにも驚かされますが、そんな視覚情報よりも聴覚に入ってくるバンド全体のサウンド情報の濃さに圧倒されて、もはやトリップ状態でした。

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Hiroshiさんのベースは抜けが良くて気持ち良いだけじゃなく、しっかりと欲しいところに欲しいタイミングで突き刺さってくるオカズを挟んで魅せてくるし、Tatsuroさんは近年のロックバンドではなかなか見られないトラディショナルグリップを活用してバシバシ気持ち良いビートを刻んでくるし、Takeshiさんは「ロックってこう言うもんだろ?」という**自分自身が概念化して来た音楽を歌ギターに乗せて真っ直ぐに主張してくるし。。 **

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ああ、カッコよかった。。僕も楽器とか、10代の頃からやっておけば良かった。。

百聞は一見にしかず。
The BBB同様、ライブハウスの2500円~3000円の料金でThe Eastern Monkeysを観れるのであれば、今のうちに行っておいた方が良いです。マジで。

2019.2.19(Tue.) 下北沢SHELTER The Eastern Monkeys セットリスト
1.wake up
2.白雨メロディア
3.終わりの歌
4.台風
5.カワセミ
6.陽だまり
7.harmonoise

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【20:20~】島田が「世界で1番好きなバンド」と公言するHAUSHINKAの登場

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いまから10年前。島田が当時組んでいたバンドが出演していた登戸STARGIC ROOMというライブハウスでの出会いがきっかけだったそう。

15歳そこらだった島田が当時持っていた価値観は「誰よりも高い楽器技術を身に付けて、ぐうの音も出ないほど会場を圧倒させて勝ちに行く」というものだったらしく、この前自分でも言っていましたが「当時は不遜で生意気で挨拶もロクにしないクソみたいな若輩者で、二言目に出る言葉は“あいつらダセェ”みたいな、バンドマンのカッコ良さを絶妙に履き違えてる嫌なガキだった」らしいのですが、HAUSHINKAのライブを初めて観た時に受けた衝撃が相当なものだったらしく、そこから徐々に考え方や価値観が変わっていったらしいのです。

「誰よりも楽しそうに演奏してるHAUSHINKAのステージが、バンドという世界に勝敗なんてないと言う事を教えてくれた」と。

そんな10代の頃にHAUSHINKAの引き立てで一度だけ下北沢SHELTERの舞台に立った事があったらしく、今回はその恩返しをしたいとの裏テーマがあったのです。 僕としては話だけには聞いていたHAUSHINKAのFAWでのパフォーマンスがスタート。

衝撃は突然来ました。

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SEが掛かると同時に、ボーカルの北沢(トモヤ)さんは頭になんか変な電飾付けて出て来るし、ドラムのキモツさんはマイクに向かってなんか訳わかんない歌を歌ってるし、ギターの永田(アンモニーマサ)さんは真っ赤なツナギに身を包んで飛び跳ねているし、ベースの八島(康平)さんは体操着に身を包んで入り口から颯爽と登場するし、、、

なんかもう混沌!!!!w 

やばいぞこの人達!!!ww  会場を一瞬で食ってしまった!!!ww

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ライブのパフォーマンスは、もうめっちゃくちゃ!!!w 

いや、もちろん良い意味で!!なんて説明したら良いのかわからない!!でもすっごく楽しい!!!とにかくライブが楽しくてしょうがない!!

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曲もめちゃくちゃ良い。。島田が後で曲名を教えてくれたんですが、僕は「バカに燃えてくる」という曲が超好きでした。

※「“来てもいないのに夏が終わる”という曲をバンドセットで聴きたがってるってブログに書いて!」と島田に言われたのでこっそり追記しておきます(笑)

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HAUSHINKA出演後、島田が子供みたいな笑顔で「最高だったっしょ?」と言って来ました。最高でした。

HAUSHINKAがどういうパフォーマンスをしたのか、どんな空気感だったのか、あえて書きません。これは是非ライブハウスで目撃してみてください。

今日出演してくださった全てのバンドが独自の世界を持っていました。そしてそれはどんな数式を用いてもイコールで最高なものでした。

2019.2.19(Tue.) 下北沢SHELTER HAUSHINKA セットリスト
1.ハッピー中毒
2.マインドドライブ
3.マインドドライブ2
4.バカに燃えてくる
5.明日を鳴らせ
6.ゴミズワールド
7.ケツカッチンnavigation
8.月光
9.Y8

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【21:00~】テーマは「秋のような焦燥感」。企画者AUTUMN BLUESが掲げるフラストレーションパンクの真髄

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この日の空気感は異様でした。「ご来場されたお客さん全員が残ってるんじゃないか?」と思えるフロア。すごい光景です。 バックステージで伊藤が言いました。「今日の目的は”楽しくやろう!”だから」。

エタ・ジェームスのAll I Could Do Was CryがSEで掛かると、メンバーがステージに登場。

「有意義な日常を過ごしている全ての方々に、嘲笑われるために来ましたAUTUMN BLUESです」

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そんな島田のMCから、新曲 “其之儘” の引き語り~バンドセットへ。

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ベース伊藤の楽器歴はイコールAUTUMN BLUESの活動期間なのですが、ライブ回数を追うごとにどんどん技術が向上してきていて、リーダーと言う立場から常日頃バンドを支えている一方、それこそ真綿が水を吸っていくような上達の速さでグルーヴを盛り上げます。

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疾走感のあるパンクナンバーや、中島みゆきの“時代”のカヴァーなどを含めた構成でライブは進行。 

苦手なものを克服するために何度も何度も練習を重ね、次のスタジオには完璧に仕上げてくるプロフェッショナル精神を持つフラット。曲毎の世界観に合わせてドラムの色を変えていく姿を見ていると、1番好きな音楽ジャンルがメタルだとは到底思えません...。

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「三連休があるからいつも大事にしている日曜日を粗末に扱ってしまったり、幸せや嬉しさに人はどんどん慣れていってしまって、いつだってその先にはワガママしかないと思います。けど何度経験しても慣れないものがあるとすれば、明日仕事なのに夜眠れないとか、そういう負の感情だと思います。AUTUMN BLUESはそんな感情を肯定します」 

島田は満面の笑みでそう語っていました。

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AUTUMN BLUESの楽曲には、誰かの背中を押す歌詞は一曲も存在しません。これは作詞作曲を担当する島田曰く「誰かの背中を押せるような経験をしてないから」との事。

「色褪せない記憶もいつか遠のいていくから 週末くらいはサードビアーを片手に笑えたら」/サードビアーを片手に
「何のために今日も生きる 何のためでもなく 夢を捨てて今日も生きる誰のためでもなく」/拡散保全
「たまには良いかもと目覚ましをかけてみる けれど夜中に想いが募れど 起きたらいつも夕暮れ」/薄暮
「大山街道を歩きながら誰も得をしない嘘をついて 笑い合いながら詰りあった平成もそろそろ閉じていく」/其之儘

AUTUMN BLUESのステージを観て感じた事。バンドに勝敗がないのであれば、嘘をついたって無駄だと言う事。正直に負の感情を公表し続けて、それを聴いてくださった100人の内の誰か1人でも日々の奮起材に繋げてくれたら。今は100人に1人かもしれないけれど、母数がもし1億になったら、その1%はどれだけの価値を持つのでしょうか。 

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AUTUMN BLUESのアンコールなし全7曲のステージを終えて、FAW 2019は幕を閉じました。

2019.2.19(Tue.) 下北沢SHELTER AUTUMN BLUES セットリスト
1.其之儘
2.拡散保全
3.時代  (中島みゆきCOVER)
4.二十五歳
5.過去を振り返りながら
6.陽の出ていない頃
7.薄暮

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4.【終演後】打ち上げの様子

打ち上げでは、全バンドがとても楽しそうに話していました。メンバーは沢山の方々から応援のメッセージもいただいたようでした。

会場をお貸しくださった下北沢SHELTERの皆様、お越し下さった皆様、出演バンドの皆様、本当にありがとうございました!

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5.【最後に】ご協力いただいた皆様へ

この度の企画実施に際して、会場をお貸しいただいた下北沢SHELTERの皆様、ご出演いただいたアーティストの皆様、違う側面からお力添えいただいたスタッフの皆様、お越しいただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

AUTUMN BLUESが2回目のライブを実施した時からの写真を撮ってくださっているフォトグラファーのLayla Shibukawaさん。Layla Shibukawaさんはブライダルカメラマンとして数多くの結婚式を写真に収めてきました。

高校卒業後に単身渡米をし、現地にて写真を学ばれ、フリーランスとして世界中のブライダルフォトを撮影し続けています。2016年にはブライダルフォトを通じて各国の文化と歴史、魅力を届けるための世界ツアーを企画。クラウドファンディングにてプロジェクトを発足させると同時に話題を呼び、約120%の達成率にて実施に至りました。

「二人の人間が出会い、一つの家庭を築く」という運命的な瞬間を撮影できる喜びを感じ、日々精力的に活動されております。

結婚式以外にも個人ポートレートなど、様々な方面でのご依頼もお受けしております!ご興味のある方は是非ご連絡ください!


また、今回HAUSHINKAの写真をご担当されたパンジー関さんは、江古田にてレコーディングスタジオを運営しております。パンジーさんのTwitterやYouTubeチャンネルでは機材の話やDTM講座まで、レコーディングに纏わる便利な知識が満載!ぜひチェックしてみてください!


ちょっと長めなスタッフレポートになってしまいました。長々とした乱文に最後までお付き合いいただきありがとうございます!

Forget About Work!
全てのアホ、永遠なれ! 

以上、AUTUMN BLUES主催「FAW2019」のライブレポでした!!

オータムブルース運営スタッフ
ちゃちゃ こと 佐々木

写真協力:Layla Shibukawa(AUTUMN BLUES)、Pansy Seki(HAUSHINKA)、machiko(The Eastern Monkeys)、Hayato Sazawa(The BBB)


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フラストレーションパンクロックバンド【AUTUMN BLUES】公式noteアカウント。主に運営スタッフによるライブを始めとした活動のレポートなどをアップしていきます。ボーカルギター島田修三/ベース伊藤昂志/ドラム鈴木貴之
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