【デッキレシピ】ホミカドガスねこびより

こんばんは。おーたむです。
最近はPTCGOを回す日々です。やっとジラーチ2枚目が手に入り、ギラマネロの相方がタブンネからジラーチになりました。

今日は、PTCGOで見かけて面白そうだったので組んだねこびよりデッキです。

デッキレシピ

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デッキコンセプト

所謂、ねこびよりデッキ。ペルシアンの猫の集会で、ニャスパーが0エネのイヤーキネシスを使います。イヤーキネシスは、ベンチポケモンに乗っているダメカンの数×20ダメージという大技です。そして、それを決めるためには、ダメカンをあらかじめ載せておく必要があります。

今回はダメカンを載せる方法として、ホミカ+ぶっとびボムと、癇癪ヘッド+回収ネットの2つのギミックを選択しました。ホミカは大量ドローが可能で、回収ネットはジラーチとシナジーがありますので、いずれもギミックでありながら展開が途切れにくい点が魅力です。似たようなダメカンを載せるギミックとして、アップルドロップアップリューがありますが、事故りやすいとそもそもやりたいことができないと判断しました。

しかし、上記のホミカ・ジグザグマではせいぜい1ターンにダメカンを4つ程度しか置けないため、イヤーキネシスで120点前後しか出すことができません。これでは、TAG TEAM GXやVMAXへの遂行速度が遅いので、瞬間高打点を出す切り返し手段を用意します。

1つ目は呪いのお札です。メインアタッカーのニャスパーが超タイプのため、倒されると4点を置いて、返しのターンに120点分を用意できます。ここにホミカやジグザグマを合わせることで、ダメカン7つ(HP210圏内)やダメカン8つ(HP240圏内)までを見ることができます。

2つ目はギーマです。ホミカによるバラマキは全体へのバラマキのため、狙った相手以外にもダメカンが載ってしまいます。ギーマの効果で浮いているダメカンを3つまで動かすことで、お札が起動していないところからでも90ダメージ分を追加で確保することができます。

また、戒めの祠により、デデンネGXを倒すためのダメカンを1つ省略できます。一撃で倒すにはダメカン6個+イヤーキネシス120ダメージが必要ですが、戒めの祠があれば、ダメカン5個+イヤーキネシス100ダメージ+ほこら10ダメージで倒すことができます。

イヤーキネシスの弱点はいくつかありますが、1番の欠点はバトル場のポケモンを狙えないことです。そこで、フィオネの引き寄せの渦でバトル場を退かして、バトル場のポケモンを倒しに行きます。逆に、ベンチを好きに狙撃できるため、ボスの指令を不採用としています。

回し方

ばらまけるダメカンの数は、以下のように想定されます。
・ホミカ(手帳込み最大6回)+マタドガス(釣竿込み9回)= 90 → 270ダメージ
※ニャスパーを6回使うために釣竿を1枚使うため4枚まで戻せる想定。
・ガラルジグザグマ(2枚)+回収ネット(最大4回)= 60 → 180ダメージ
・呪いのお札(3枚)= 120 → 360ダメージ
・ギーマ(手帳込み2回)= 60 → 180ダメージ
現実的なライン(呪いのお札不発や回収ネットをジラーチに使用したり、ホミカドガス1枚など)を考えると、210点→630ダメージ分程度と思われます。よってイヤーキネシスで210ダメージを3体に与えて、GXやVを3体倒すのが現実的なラインと想定すべきです。ジラーチ2枚を取れればダメカン1個分の余裕ができ、デデンネを挟むとダメカン1個(祠を挟めれば2個)余裕を作ることができますので、サイド6枚分を取り切れるはずです。

このように打点がカツカツのため、序盤からサイドプラン(倒すべき相手)を決めて、効率よくダメカンを載せていきます。

誤魔化しの手段として、ニャースのしっぽではたく30ダメージや、キャプチャーエネルギー+ミュウのサイコパワー30点でダメカンを稼ぐこともできます。

VMAXのような高耐久のポケモンには、イヤーキネシスを2回当てる動きを取れると楽です。フィオネを絡めて動けないターンを作りたいです。

学び

エネなしデッキにおけるキャプチャーエネルギーは、逃げエネを1つ減らせるネストボールなので、基本的にクイックボールより強いと考えて良さそうでした。4枚からデッキ構築を始めて良いカードのようでしたが、ターン1回しか使えないという制限があるため、最終的に4積みするかどうかは検討が必要そうでした。

ホミカというカードは、シンプルなドローソースとしてとても強い、ということを再確認しました。マタドガスや進化のお香、ミステリートレジャーが厚く採用できることが条件と思われるので、採用できるデッキタイプは少なそうですが、ジラーチ+回収ネットギミックとのシナジーも感じました。

同様のダメカンバラマキギミックを主軸に据えたデッキとして、ヤミラミV(マッドネイル)があります。ペルシアンラインが悪エネルギーになるため、ホミカを絡めたデッキの回転は若干弱くなりますが、ガラルタチフサグマラインを採用したり、イベルタルGXのデスカウントGXを通すプランが作れたりと、破壊力は上がるでしょう。

まとめ

PTCGOで安く組めそうなデッキなので、もう少しジラーチが集まったら組もうかなと思います。ドラパルトVMAXに勝てないので、その点を見ると弱点で有利を取れるヤミラミVの方がデッキパワーが高いのだろうな、とは思います。

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