もしなる

「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を読んだ

今までは英語を勉強しなくてもなんとかなった

ソフトウェアエンジニアをしていると色々な場面で英語が必要になってきます。技術情報やトラブルシューティングの情報も英語の情報量が多いです。
なので英語が重要だとは分かっているのですが、日本語の情報も頑張れば見つかったりするので、英語に本腰を入れて勉強はしてきませんでした。

今後は英語は当たり前のように使われていく

Why!?プログラミングという番組があります。

その第1回の最後に紹介されているScracher(Scratchでプログラムを書いている子供)は、世界に向けて発信したいときは英語を使うそうです。
テクノロジーで海外との距離が近くなった結果、英語を避けて通るのは無理そうだなと感じるようになりました。

スタディサプリEnglish

まずはスタディサプリEnglishを1年ほどやってみました。レベル1からレベル2の途中まで進みました。やってみる前と比べて英語が聞き取れるようにはなってきた、と感じるようにはなりました。でも、このまま続けていても話せるようにはならないだろうなとも感じていました。

「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」

そんなときに、「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を知りました。主人公ほど英語を勉強してきた訳ではありませんが、英語が習得できなさそうな絶望感は共感できました。また、学校英語で疑問に思っていたことが、主人公の疑問として書かれていたのでとても興味深く読めました。(分かりやすい悪役もいて、物語自体も面白かったです。)

以下は共感した点です。

英語と日本語は1対1にはならない
学校の和訳や英作文では単語ごとに1対1で訳していました。でも、英語にない日本語、日本語にない英語があるので英語は英語のまま理解することが重要で、英語を英語のまま理解するには英語圏の文化も含めて理解することが大切だそうです。(そう考えると「翻訳」ってすごいですね)

日常で使う英単語が言えない
確かに、日本人は「革命」など受験に出る難しい言葉は知っているけど、受験に出ない日常でよく使う言葉は知らないです。(「キツネ」は言えても「タヌキ」は言えない理由も知れました)

発音はイメージで覚えることが大切
単語帳(文字)では言葉を覚えたとは言えないそうです。イメージ(写真や絵)から言葉が思い浮かばないと使える英語にはならないようです。

ただ、多くの教材は(当然ですが)テキストベースです。そんな中「あいうえおフォニックス」の動画がイラストベースで単語を紹介しているので、イメージ+発音で単語を覚えられそうです。

他にも「英語は語順で意味を伝える言語」など今まで考えもしなかった視点が身につきました。

主人公は順調に英語を身につけていきますが、具体的な勉強方法が載っているわけではないです。英語を身につけるには、自分自身に置き換えて教材や勉強方法を考えないといけません。(独学では難しいので、PROGRITなどを活用した方がいいのかもしれません)

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