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テクノミックスのセットリスト作成方法について

割引あり

Yasuyuki Uesugiです。Excel VBAの資格だけでなく、趣味のDJについてまとめた記事の需要もあるかもしれないと思い投稿することにしました。


①自己紹介

現在AUTISTØNICとしてネットを中心にミックスを公開し、DJ活動をしております。
扱っている音楽はアンダーグラウンドなテクノで、ミニマル、ハード、ダーク、ロウ、ヒプノティックといったジャンルがそれに当たると思います。
私のミックスはこちらから聴けます。

使用機材とソフト

使用機材はXDJ-RR、ソフトはrekordbox、Mixed in Key、Platinum Noteを使っております。
Mixed in Keyはキーを測定するソフトで、この記事内でも取り上げています。
Platinum Noteは音量を調整するソフトで、この記事では出てきません。
Mixed in Keyはあった方が便利ですが、恐らくこれらのソフトがなくてもこの記事の内容は応用できると思います。ですが、DJソフトについてはrekordboxしか使用したことがないため、対応できない部分があるかもしれません。

DJ歴

いろいろなジャンルでDJを行ってきましたが、アンダーグラウンドなテクノでDJをし始めたのは、この記事を書いている2024年8月で約2年になります。他のジャンルは成長する前にやめてしまっていましたが、今回はDJを教わり今まで以上に上達していると思っております。
ちなみに私の先生のレッスンはこちらから受講可能です。

②概要

この記事ではテクノのミックスのセットリスト作成方法について解説しております。まだセットリストの作成方法が確立していない初級者やセットリストをより良くしたい中級者向けの内容です。曲については2000曲程度あった方がやりやすいように思います。
またここで解説する方法で作成したミックスは独特で個性的というよりは、まとまりがありある意味無難な内容になると思います。その理由としましてはキーの合ったミックスやじわじわ変化するミックスを推奨しているところなどです。ですが、これから紹介します内容でミックスを作成していただくと完成度の高いミックスになると思っております。
ちなみに、ミックスのポイントの設定や、どのような入れ替え方をするのかについては私も勉強中ですので、この記事ではほとんど触れていません。あくまでセットリストの作成に焦点を当て書いた記事になっております。
有料記事となっておりますが、興味を持たれた方は最後まで読んでいただければ嬉しいです。また、記事を読んでいただき疑問等が出てくると思いますが、その際の連絡先も有料部分に記載しております。以下、有料部分の要約です。

事前準備

曲のキーとジャンル分けることについてのお話です。相性の良いキーの曲や近しいジャンルの曲を選びやすくする方法について具体例を示しつつ解説しております。

核となる部分

ミックスをどのような雰囲気にするか考えます。最初に漠然とイメージを決めることで、どのような曲を選んで行くかを考える準備をします。

選曲

決めたイメージに沿って選曲します。ここではその際のポイントを記載しております。

ストーリー性

ミックスのイメージと選曲した曲から展開、つまりストーリー性を考えます。具体例を示しつつ、リスナーに意図が伝わりやすくするポイントも解説しております。

選別

ストーリー性から使う曲と曲順を決めます。感覚で曲を選んでも相性が悪くならない理由とどのように曲を組み立てればよいかを記載しております。

補充

曲を選別した際、曲が目標の曲数よりも足りなくなった場合の対処方法です。

エネルギーレベル

曲の持つエネルギーレベルを考慮し曲順を入れ替えます。エネルギーレベルとは曲の力強さなのですが、どのように判別するか、ミックスにどのように活かすかについて知ることができます。

アタック感の強弱

アタック感の強弱を考慮して曲順を入れ替えます。アタック感の強弱の説明から、ミックスに活かす方法まで解説しております。

完成

上記の過程を通してセットリストが完成します。

おまけ

私も勉強中のため、詳細にとはいきませんが、キューの付け方とミックス時のEQの使い方を入れ替え方を簡単に書いています。

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