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機能を持たないモノを作っている作家の思うこと

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モノを作りながら考えている事を文字におこしてみました。 意味を見出さないことにも意味はあるんです。
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記事一覧

なみ縫いを習得した息子、休みの日に巾着を作り上げて、得意気。 パパにお守りを作ってあげる!と話をしていて、「何お守りがいい?」って聞いてて、「家内安全」かなと答えてたんだけど、聞き間違えて「かなり安全ね!」と言ってた。いいよねぇ、「かなり安全」お守り。私も欲しい。

aura
4年前
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雨と地下道に関して思うこと

先の台風19号、被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。 私の住む街も台風の進路内にあり…

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aura
4年前
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〆切

今までは締め切りに追われる日々で手をかけられなかった部分もありまして、というか、これ以上…

aura
4年前
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公園の前

人が暮らしている気配のある街が好きだ。 文字通り浮足立ったミーハーな東京も好きだけど、 そ…

aura
4年前
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個展に向けて

さて、毎日写真1枚を100日連続でピックアップし続けました。 私は方々で言っている事ですが、…

aura
5年前
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色んな景色をみたいから

色んな景色を見たいと思ってる。(できるだけ子どもにも見せたい) そう思って、地方のイベン…

aura
5年前
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プロフィール

関口 あさみ タペストリー作家・写真家 1987年 神奈川県横浜市生まれ 2016年からタペストリーブランドAura loomを立ち上げる。 作品は花鳥風月を主な題材とし、全て自らの手で撮影したものをモチーフにしている。 その写真から色を基に糸を使ってイメージを再現・再構築している。 また記憶の中の色を表現する方法について日々考えを巡らせている。 Asami Sekiguchi Born in Yokohama, Kanagawa prefecture in 198

Aura zine 2018

aura
5年前
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ブランドとその中の人

私はタペストリー作家・写真家・Aura loom デザイナーとして活動しています。 作品を作りそれ…

aura
5年前
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ステートメント的なもの

作品のコンセプトとして 「日々の生活の中に見える一瞬の美しさを拾い集めた庭」 というものが…

aura
5年前
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webzine まとめ

Auraの定期購読マガジン 「視点」 毎月500円で毎日一枚の写真が届くのと、他普段ぼんやり…

aura
5年前
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ボーナスタイムを越えたあと

タペストリーを作りAuraという名前で販売し始めて丸3年がたち、 ブランド立ち上げ3年未満・新…

aura
5年前
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頭と体が繋がらないってわけ

ずっと構想していた作品がある。 頭の中でいろいろシュミレーションして、スケッチなんかも描…

aura
5年前
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濾しと滓

この記事は有料定期購読マガジン向けに書いたものです。 たまにこうして無料版でも公開しています。 しばらく制作に勤しんでいたため少し更新が滞ってしまったのを反省する。 作っている時こそ、思考をまとめるために書かないといけないのに。 フワフワと考えているものが少しずつ質量を帯び始め、重さが増し、 腹の底に滓(おり)が溜まっていく感覚を覚える。 心で感じたものを意識と精神で濾(こ)したものが作品で、その滓(かす)が自分中に溜まっていく。 それが溜まりに溜まると精神に良くない影響