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時間とのチキンレース


こんばんは! aun pick 鈴木です。

秋らしくなってきましたね。相変わらず忙しい日々を送っています。
最近、とある企業でリーダー候補生相手にロジックツリー的な話から、「主体的に考える」的な態度・姿勢についてまで、チームをつくっていくときに大事な視点の研修をやりましたが、真剣に取り組んでくれて嬉しかったです。私は人が大きくなることに関われることが好きなんだなと改めて思いました。

そんな日々を送りながら、気になる文章があったので、引用します。

時間の発明によってすべてが悪くなったわけではないし、中世の農民の生活に戻ろうと主張するつもりも全然ない。でも僕たちは、ある閾値を超えてしまったのだと思う。時間はもともと、生活が繰り広げられる舞台であり、生活そのものだった。ところが、時間はどんどん生活から切り離され、「使う」ことができるモノになった。ここから、人間と時間との現代的な格闘がはじまる。時間を「使う」ようになった僕たちは、「時間をうまく使わなければ」というプレッシャーにさらされる。時間を「無駄に」すると、なんだかすごく悪いことをした気分になる。やることが多すぎてパンクしそうなとき、僕たちはやることを減らそうとするのではなく、「時間の使い方を改善しよう」と考える。もっと効率的に働こう、もっと頑張って働こう、もっと長い時間働こう。そうするうちにマルチタスクの誘惑がやってくる。・・・
限りある時間の使い方 オリバー・バークマン、高橋璃子


とても面白いですよね。
身近な「時間」という存在を客観的に見て、常にそこにあるので、とれだけ効率的に使えるかを考えがちだと。

本当にそうですよね。それだけの量をやり切る必要があるのか?
優先順位を決めて、先か後かではなくて、取捨選択が最初に大事なのではないか?

そういうことを言ってます。
とにかく人生そのものである時間、しっかり取捨選択できてますか?

時間を打ち倒すのではなく。どう向き合うか?
そんな問いをもらえました。

時間の使い方から2歩3歩離れて、今の仕事やプライベートの向き合い方が適切かを考えた方がいいですね。時間は戦う相手ではないんだ。

いきなり変えられないこともあるけど、根本的なところに響いた言葉でした。

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