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「垂直思考」と「水平思考」

書き物をnoteに引っ越ししていくために、以前のBlogを再編集していこうと思います。

「垂直思考」と「水平思考」をうまく使っているのだろうか?って話を2018年に書いていたので、その話を。


「垂直思考」はいわゆるロジカルシンキング、クリティカルシンキング(論理的思考)です。
誰が見ても疑うことができない結論を導き出す思考法って感じでしょうか。

「水平思考」はそこから横へ広げて行くのでアイデア思考です。
一つの掘り下げた事実から複数のアイデアを横へ広げて行くイメージです。


私の中では、この事実をしっかりと見極めるという最初のところが、どうも曖昧なまま思考を深めに言っている人が多いような気がしているんです。
お客様の仕事、サービス開発、ほぼ全て何かのテーマ・仮説があって、そこから思考を広げていくわけです。思考を浅くから広げるよりは、まずのそのテーマ・仮説をクリティカルシンキングで深掘りしてから広げていくと、深さ・縦・横で体積を増えていくので、より練り込まれたアイデアが生まれてくると思います。


・なぜそのテーマなのか?(問い・課題の理解)
・顧客が言っていることを余すことなく聞き取れているか?(言ったことを取りちがえない)

その後に、論理的思考を深めていきます。

・事実は曖昧ではないだろうか?
・そこから導き出す結論は具体的か?
・論理構造に主観が混ざっていないか?(主観というフィルターを外す)
・事実と結論で論理が飛躍していないか?


こういうことを考えて、考えて、考えて、深めていった後に、水平に思考を進めるんです。そうすると、事実からたくさんのアイデアが生まれやすくなると思います。最初の聞き取りと課題理解がしっかりできていなければ、何のアイデアに繋がるか、わけわかりません。

当然、神がかったアイデアが突然降りてくることもあるかもしれませんが、(そんな神的な人もいるのかもですが)
それも普段から深く掘る論理思考があるからだと思うんです。そう信じています。

私は越境EC関連で、世界でどう売るか?みたいな話をしているわけです。
そうすると、一歩間違えると解像度が低すぎて、なんのためのアイデアか?わからなくなってきます。
しっかりと事実・課題を掴み、そこから深掘りし、水平にアイデアを広げていく。この繰り返しが、いい頭脳トレーニングにもなっていきます。やっぱりFACT(事実)を諦めずに集めるところが大事だと思います。

そういう視点で見ていれば、近くにたくさんのヒントもあります。

深くえぐり、そこから広げる!意識していきましょう。

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