夏じまい 6 雪柳 あうこ 2019年9月2日 12:06 そろそろお別れだ、と貴方は言った。なるべく気づかないようにいなくなるからさ。朝と夕とが冷えていく。風が通り抜けるたび、貴方が薄まる。夏、夏、熱に抱かれた私に生きている実感を与え、くっきりと強い光を焼き付け、気がつけばどこかへ。ざわめきのような恋しさだけを残して。 #小説 #詩 #写真 #掌編 #掌編小説 #短編小説 #夏 #夏の終わり ダウンロード copy #写真 #小説 #詩 #短編小説 #夏 #掌編小説 #掌編 #夏の終わり 6 よろしければサポートお願いします。これから作る詩集、詩誌などの活動費に充てさせていただきます。 サポート