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絵描きの産土日記〜空っぽへの憧憬に気付く〜東京都美術館にて


東京都美術館


産土シリーズ
〜産み出す地からはりぼての胎まで〜


自分の居ていい場所、居るべき場所を探すことから始まった産土シリーズ。
そのかたちは自然に宇宙の姿と重なって、これから行き着こうとしている場所は空っぽの場所。
質量の大きいギウギウに詰まった想いを解体してからにして構築し直す、何度でも。
口で言うのは簡単だけど、解体と構築を繰り返すなんてすごく難しい。一度空っぽにする必要があると気付いた。
ついこの前まで、言葉で構築して絵を描きあげていた。
言葉ありきで絵を描く。自分自身への承認欲求だ。
これがひろ生の長年の制作スタイルだった。
でも、今行き着きたい場所は、空っぽな場所。空っぽの空間から生まれる何か。
空虚ではなく空っぽ。広大な空っぽ。目指せ、空っぽ。

という支離滅裂な空っぽへの憧れに気がついた質量詰め詰めに描いた作品。部分だけど、良かったら観て下さい。

今回は8点でひとつの作品。
タイトルは7月の三人展の時と同じ「一握の産土」昨年から続く産土続編です。
サブタイトル「はりぼての胎」……詰め詰めを破壊して空っぽから生まれる何かを模索したい……今後のテーマになりそう。

一握の産土〜はりぼての胎〜


一握の産土〜はりぼての胎〜


一握の産土〜はりぼての胎〜


一握の産土〜はりぼての胎〜部分


一握の産土〜はりぼての胎〜部分


一握の産土〜はりぼての胎〜部分
riraちゃん風に


おまけ
展示スタッフのお兄さん
ひろ生があぁしろこぉしろと細かくてうるさいので内心めんどくせ〜って思ってたかもしれません
ひろ生の作品は展示がめんどくさいのです
お疲れさまです、ありがとございます

気付けば、今年は赤に目覚めた年だったような………
使われていなかった赤色の逆襲……赤色コントロールか!


都美術館の展覧とnote友


台風の到来に危ぶまれながら9月18日にスタートした東京都美術館での展覧、26日に無事終了いたしました。

春の思わしくなかった体調から、今年は息継ぎなしの展覧三昧を乗り越えられるか不安がよぎったけれど、noteのみんなの驚くべき優しさに救われていた気がします!

観に来て下さったみんな、応援して下さったみんな、お休み中も忘れないでいてくれるみんなに特大感謝です!


それに、ひろ生が記事に敢えて書かなくても良いではないかと思ってしまうほど、素敵なありがたい記事がここに………
↓↓↓

記事の中のお手紙が……読み返すたびにうれしくておムネが詰まります。
かわいいキュートなしろくまきりんちゃん、優しくて短い言葉の中に、多彩な才能に加え、会話のセンスも冴えてます。一家にひとりほしいタイプかも


とにかく写真がカッコいい! 画像ではわかり辛い凹凸感、影の感じが絶妙。
ひろ生が無意識に置いたカタチや色を溢れる才で言葉にしてくれてるのです。
穏やかな才女、おっとり妖精riraちゃん、専属カメラマンになってもらいたい


キレイ系お姉さまなのに、はしゃぎっぷりが可愛い圭果さん。童話の中のような優しい眼差し、でも絵の深層を見抜く眼力はすごいのです。
記事の中でもお姉ちゃん。あらあら……みたいな(笑)
ホントのお姉さんみたいに甘えちゃう


遠くから元気を運んで来てくれたれいちゃん。ほとばしる会話が蘇ります。
絵からいろんなカタチや意味をコーフン気味にくみとってくれました。
ひろ生の絵を見つけて指さしながら駆け出す姿が愛おしい。
絵とひろ生とのギャップにウケてたような……(笑)


俳句幼稚園の優しき先生、紫乃さんも来て下さいました。一年越しで観に来て下さって、絵からエネルギーの素……塊を感じてくれました。ひろ生が無意識に感覚だけで配置した絵と絵の繋がりも発見してくれました。
落ち着いたかっこいい女性の雰囲気が……少しでもいいから見習いたい。


みんなが、こんなちっぽけなひろ生から、エネルギーを感じるって言ってくれた。果てしなくうれしい。
絵を観て感じたことをストレートに伝えてもらって、それが何よりの宝とこれからの創作の糧になるのです。今回もビシビシと伝わって参りました。
感謝の言葉も出ないほど、ありがと〜〜!
もう、ひろ生の記事要らないよね〜〜蛇足だよね〜(うれし泣き)

関連記事です
↓↓↓

7月の東京銀座の三人展


昨年の都美術館での展覧会



次なる展示は超地元カフェ


10月1日からスタート予定だった超地元のカフェでの展示
都美術館からの搬出日の翌日がこちらの搬入日だったので、バタバタでした。
とどのつまり展示は間に合ったものの、その他の準備が間に合わず、開催中に少しずつ小品を増やしていく、という自由な? 展開になっています。

「ちょっと産土シリーズ」に加えて「2万語の満足」というテーマで、出来立てホヤホヤの新作などを発表してます。


案内状イメージ



そしてそして、こちらもよろしくお願いします!

大好き西野圭果お姉さまの童話集が出版されました。
世界中の子どもたちに、子どもだった大人たちに読んでほしい。
優しさがフワッとギウッと詰まった作品です。
↓↓↓


秋のみんなの俳句大会【十六夜杯】開催中

ひろ生の展示は10月いっぱい続くので、まだnoteお休みは続くけど、俳句大会応援してます。ひろ生も投句、がんばるよ〜!


お休み中にいっぱいスキをもらえる幸せ


スキスキいっぱいありがとう


たくさんのスキスキに感謝しております。
本当にありがとうございます。
こうして病があることが嘘みたいに活動できるのは、みんながいてくれるって思ってるからだと思うのです。
まだまだがんばるぞ〜〜


感謝。










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