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アクティングコーチとしての一日終了。

本日は、とあるラジオドラマ案件のリハーサル。

私の立ち位置はアクティングコーチとしての立場。
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが。
現場に於いて、監督の指示を役者に短時間でより改善させる役割。
現場あるあるですけど、監督の指示通りに役者、声優が上手く改善されない、そんな現場に呼ばれる訳ですね。

私の場合は、若手へのアプローチが多い訳でして。
現場で数分で改善させるという仕事。
勿論、演出には一切口を出さない、それは演出家、監督の仕事。

今日も数シーンに於いてディレクターが悩ましい状況に陥りまして。
何年も一緒にやっている方なので、まぁまぁ阿吽はわかる訳でして。
ちょっと入りますねーで数分後。
整えましたー。と。
さて上手くいってくれよーと祈りながらの次のテイク。

見事に改善されとるやん。
毎回「何したの?」と言われますけど、ホント簡単なポイントしか突きません。
時間かけられないから。

いつも思っていること。

頑張ればできる。なんて言いません。
本気になれば、気合いを入れれば。そんなことも言いません。

方法論だけです。

目先のやっていることが間違えているから上手くいかないだけかと。


実は、この考え方。

医療関係とも全く同じなんだろうなと思うことが大変多いです。
芝居をすることって、実は自分自身を本当に理解しないと駄目なことだと思ってます。
それは否定でも肯定でもありません。
病気や薬なども全く同じなんじゃないかなぁと思ってます。

目先のやっていることが間違えているから上手くいかないだけかと。

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