相手にとどく「伝え方」とは?【伝え方がわかるコミュニケーション本3選】
こんにちは。audiobook.jp運営のイトウです。
仕事でもプライベートでも、人に何かを伝える場面って多いですよね。
口頭やメールで連絡したあとで「さっきの伝え方で大丈夫だったかな…」と心配になったり、気軽に返信したつもりが相手の気分を害してしまったり、長文を書いた後で「もっと簡単に伝えられればいいのに」と思ったり。伝え方の悩みは尽きません。
そこでオーディオブックで「伝え方」に関する本をいろいろ聴いてみたので、その中ですぐに活用できる学びがあった!と感じた3冊をご紹介します。
『よけいなひと言を好かれるセリフに変える働く人のための言いかえ図鑑』
2万人にコミュニケーション指導をしてきたカウンセラーが伝える、シリーズ50万部を突破した大ヒット作『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』の仕事編。
相手への印象が悪くなってしまう「よけいなひと言」を10のシーンに分けて112個紹介し、どのように言いかえれば関係性を良好に保てるのかを紹介している1冊。
「まあこの場面ではこっちの言い方のほうがいいよね」と共感しながら聴き進めていると、「これは私も言ってしまったことがあるかも…」とドキッとする言葉も出てきて、日々の自分の言動を振り返ることができます。
もしかしたら、最近気になった相手の一言も、言いかえができてなかっただけで、全然悪気がなかったのかも、という想像もできるようになる1冊です。
『博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ』
自分の文章、長すぎるかも?と自覚している方におすすめの1冊。
博報堂でスピーチライター、コピーライターとして活躍してきた言葉のプロが、言いたいことを短い文章に簡潔にまとめて、しっかり相手に届ける極意を教えてくれる作品です。
「コピーライター向けの本なのに、業務連絡の文章を書くのにも活用できるの?」と感じる方も多いかもしれませんが、これがとても役に立ちます。
文章を組み立てるといった大きな改善ポイントについては考え方をインプットして、ちょっとした文章を書くときにもできる小さな工夫ポイントは明日からすぐ使える、という優れものの1冊。4時間未満の短い本なのでぜひ一度聴いてみてください。
『「ひらがな」で話す技術』
こちらはラジオDJ・スピーチトレーナーとして活躍する著者が、相手にすっと伝わる話し方の技術を紹介した1冊です。
漢字で書くと「効果」「高価」「降下」は違う言葉ですが、声に出してみると、どの言葉も「こうか」という同じ読みになります。このような同じ音の言葉を1文の中でたくさん使っていると、ちょっと伝わりにくいですよね。ここはオーディオブックで聴いていただくと直接体験できてわかりやすいと思います。
本書では、このような「聞いて意味がわかりやすい言葉の選び方」や、話す際の「間」のつくり方、心に響く話し方、声の出し方なども紹介しています。
著者の西任暁子さんのメッセージも収録されているので、ぜひオーディオブックで聴いてみてほしい作品です。
このほかにもaudiobook.jpには話し方やコミュニケーションのおすすめ本がたくさんありますので、ぜひご自身の気になっているテーマで検索して本を探してみてくださいね。
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