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娘3と宿題の微妙な関係③。

宿題いや➡宿題やりたくない➡宿題やらず先生に怒られるのもいや➡でも宿題をする手は動かない➡宿題できてないまま朝を迎える➡このまま学校行ったら先生に怒られる➡学校いきたくない

もはや「卵が先か鶏が先か」状態のスパイラルにハマってしまった娘3。

それでも学校行ったら、なんだかそれなりに楽しんできて。
帰宅するころにはすっかりご機嫌。
お友達とは機嫌よく遊べるところは、有難い。
(因みに娘1はお友達と機嫌よく遊ぶ、が難しかった)

宿題との関係は・・・毎日全然できてないわけでもなく、
できたりできなかったり。やったりやらなかったり。
丸付けやサインは親の役目ということになっているので・・・。
なだめてすかして、
親子一緒にイライラしたり、
一緒に投げやりになったりしながら宿題に翻弄される日々(^^;)
(因みに、丸付けの関わり方は非常にデリケート。親にとってもストレスになりがち。このお話はまた別に。)



この時期、娘3の感情があふれ、身体をどうしていいか分からなくなっているときに、気を付けたことが1つある。
娘3が身体で表現することを、押さえつけたり、否定したりすることは絶対にしないこと。

絵に描いたような「地団太」を踏んでも。
わめいてひっくり返っても。
ノートにぐちゃぐちゃに書きなぐっても。
プリントを丸めて投げても。
ドリルを床に投げつけても。

こういうことをしているとき、
本人は自分と戦ってる。

どうやったら感情をコントロールできるのか、
身体で表して、モノにあたってみて、試してる。


わたしは娘3がそうなったら、あえて直視はしないようにした。
(実際は、直視したらスルー出来なくなるようなことをしている💦)
黙って、何も起こっていないかのように、別のことに注力することにしていた。

よほどのこと(ケガするようなこと)がない限り、見守った。
ここは忍耐だな。


そうこうしていると、様子が変化してくる。


1つ、印象的な出来事があった。
いつものようにひとしきり暴れた後、急に静かになったことがあって。
しばらく気にせずにいたのだけれど、あまりに物音ひとつしないので、気になって様子を見に行った。

すると、娘3の姿が部屋に見当たらなくて。

えっっ!!!どこ????Σ( ̄ロ ̄lll)!!!


8畳和室、勉強机くらいしか置いてない部屋に居たはずの娘が、消えた!!!


ちょっと冷や汗描きながら、狭い部屋をキョロキョロ探すと・・・

娘3、勉強机の下に発見。
小さく丸まって体育座り。
ご丁寧にきっちり椅子を身体に寄せてるもんだから、見つけるのにちょっと時間がかかってしまった。


落ち着く場所、なのかな。
いいところ見つけたね。


って感じでそっとしておく。


そんなことがあってから、机の下で何かをするのが娘3のトレンドに。静かだなーと思うと、机の下に潜り込んでるところを度々見かけたし、コントロール不能に陥った後や、感情的になったとき、叱られた後には自らそこに入っていくようになった。(そういえば、身体が大きくなって窮屈のなったのか、今はもうしなくなったな)


子ども一人ひとり、感情の起伏も、その具合も、表現方法も、コントロール不能に陥るきっかけも、タイミングも、身体に出たり、出なかったり・・・違うんだろうなぁと思う。もちろん、学年や年齢で段階を区切れるもんじゃない。発達段階、という大まかな目安は統計的にあったとしても。

ただ、試行錯誤を重ねながら、めまぐるしく、成長していることは感じる。

試行錯誤の段階では、行ったり来たり、できたりできなかったり、回り道したり、一見失敗しているように見えたり、痛い目にあったり、そんなことを繰り返しているし、それを繰り返すことでしか成長していかないんだってことを理解しておかなきゃいけない。

・・・・うーーーん、っていうか、
そうなんだって理解しておくことにした方が、親として、楽。


はた目には、ほったらかし、に映るかも!!
ほったらかし、万歳!!

けど。


感情が落ち着いたら、やることがある。


絵に描いたような「地団太」を踏んで痛くなった足を、よしよしして労わったり、
わめいてひっくり返ったときに流した涙を優しく拭いてあげたり、
ノートのぐちゃぐちゃに書きなぐった部分を一緒に消しゴムで消したり、
丸めて投げたプリントのしわを一緒に伸ばしたり、
投げつけて傷ついたドリルを一緒に拾ったり。


これ、しっかり時間を待たないでやると、つっぱねられる。
タイミングを間違わなければ、意外とすんなりとこんなことができるかも。

そして、よく気持ちをコントロールできたねって、ぎゅって抱きしめる。


あんなに荒れてた気持ちが、とってもあったかくなる。
この瞬間がわたしは大好き。
この瞬間を楽しみに、渦中はひたすら待つことに徹する。


結局、宿題とは、お互い一歩も譲らないようなけんか腰の関係が続いた娘3の2年生1学期。

そしてたんまり宿題が出る夏休みに突入するのであります。
次回④は夏休みの宿題のお話➡こちら




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育児日記

これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/