【第19回】決めてから、考える
「一緒に挑戦しませんか?」
起業サポーターの税理士モテちゃんです。
この記事は、300社以上の起業に携わった税理士のモテちゃんが、起業する方法や起業後の事業のやり方をテーマに、起業への挑戦を後押しする内容となっています。
「どれくらいのレベルになったら起業して良いですか?」
先日、とある資格保有者の方から、起業の相談を受けました。
「どれくらいのレベルとは、具体的にどういう意味?」
僕は質問の意図を探るべく尋ねてみました。
すると「今、依頼を頂いても、プロとして十分な対応ができないかもしれないので、起業を1〜2年後に先延ばしして、今はインプットに当てた方が良いと思いまして…」と、その方は答えました。
なるほど。確かにプロと名乗る以上、中途半端な知識で起業するのは気が引けますね。
もし、皆さんが同じ立場ならばどうされますか?
その方への僕の回答はこうでした。
「受注して『できます』って答えてから考えれば?」
その方は「え?」っと固まっていました。
なぜならば、リアルは概ね予想の斜め上をいくものだからです。
そして、予想の斜め上を予想しても、更にその斜め上をいくものです。
すると、一生予想外に悩み、一生起業できません。
しかし、受注して『できます』と言った段階で【できる未来】は確定です。
あとは、確定した未来のためにどうするか?って思考の方が建設的ではないでしょうか?
僕のクライアント様で、屋根の工事業者がいます。
その方は、東日本大震災のときに多くの受注を受けました。
実はそのとき、その方は屋根に登ったことも無い全くの素人なのに、「これはチャンス」と瓦が崩れた家に訪問営業したそうです。
知り合いの瓦職人に急いで声を掛けて周り、なんとか帳尻を合わせた結果、その方は大きな利益を手にしました。
『決めてから、考える』
時としてビジネスは軽やかさも大切です。
今だに僕も、受注してから「さ〜て、どうすっかな」って頭をポリポリ掻いてます。
本日は以上となります。
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それではまたお会いしましょう。
「起業して遊ぼ!」
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