Mリーグ2020風林火山の決意表明

先日、Mリーグ関係のツイッターを閲覧していると、大変素晴らしい決意表明が風林火山チームより公開されていました。

pdfに記載された内容は、Mリーグ2020より導入された選手の入れ替え、補強条件より最低一年早く対応する事を宣言している。

自分はこれを読んだときに、何とも言えない感慨と嬉しさの気持ちに溢れた。

監督、スタッフ、選手、ファンが2年間という歳月を共に過ごした時にそれぞれが3選手に対する愛情は計り知れない。今いる3選手で優勝を勝ち取りたい気持ちは風林火山関係者、ファン全員がそう願う所だろう。

それとは逆に昨年卓外で色々と試合とは関係無いボヤがあった事により、監督やスタッフが2019シーズンでは3選手を継続して良いのだろうかという葛藤が開幕前にあったと思う。それでも1年目、2年目を支えてきた風林火山ファンの熱意によりその3選手が体制を変えずに2019年に挑んだのだと思う。

私がこの決意表明に正々堂々としている潔さを感じたのが、先にチームの目標とそれに対する責任を明確化している所。2020シーズンが終了した後に結果によって選手の入れ替えがあるよりは、先に明確にその責任と責務を明文化し選手と合意している事で、選手・監督・スタッフ・ファンが納得しやすいし、何を目標にプロセスを踏むのかが明確です。

次に私が嬉しかった事は、Mリーグ全体にプロの厳しさを監督が明示したことにより、風林火山だけでなくMリーグ全体に引き締まりが出る所です。

開幕当初からの2年間Mリーグを閲覧して痛切に感じたのが、Mリーグが3段階形式のリーグ方式をとっているため、全チームに先ずはセミファイナル(8位中6位)に残ってという考えが蔓延していた。

これって他競技のプロの世界では考えられない考え方であり、プロの厳しさの微塵も感じない。他競技では常に大きな大会毎に僅か1名もしくは1チームという優勝のために血をにじむ努力をしている。

だからこそ、ファンが活躍及び華麗なプレイの裏に潜んだ膨大な練習量を感じ取るからこそ、勝つときは喜び、負けるときは選手と同じく悔しさや悲しさがこみ上げてくる。

人生は長いようで短い。

だからこそ、優勝のために選手が日々のプレッシャーの中、命を燃やしたプレイには、時間軸を超えて全ての閲覧者に感動を与える。

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3選手には、Mリーガーとして1局1局悔い残らない選択をして欲しい。

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風林火山のように寛大さ厳しさを追及できるチームがあれば、Mリーグの将来は明るい。

今年は全チーム危機感を持っている中、風林火山の3選手の血走った眼つきにはMリーグファンは注目したい。

Mリーグ2020開幕まであと4日 2020年10月5日(月)まで後少し!

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