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「学童には、できれば通わせたくない」

以前、学童について色々な人にヒアリングをしました。
タイトルの言葉は、その時に聞いた率直な言葉です。

習い事や塾ではない場所に、長時間預けておく

このことに後ろめたさがある、というような理由だったと思います。
保育園に子どもを預ける保護者からも、よく聞かれる意見ですね。
もう少し露骨な言い方をすると、
「貴重な放課後の時間に、ただ預かってもらって、遊んでいるなんてもったいない」
という感じでしょうか。

「保育士は誰でもできる仕事」

ホリエモンこと堀江貴文さんが、2017年にこのような発信をして、物議をかもしました。
本人の意図はわかりませんが、多くの人の捉え方は、
「保育士は子どもと遊ぶのが仕事で、特別な能力も必要ないので、給料が低いのは仕方がない」
という感じだったと思います。
学童の先生も、やはり一般的には同じように捉えられていると思います。

学童の価値を発信する

この「学童には、できれば通わせたくない」という気持ちも、「保育士は誰でもできる」という印象も、少なくない人々の、学童や支援委員に対する正直な気持ちだと思います。

それに対して、学童関係者には、たくさんの伝えたい思いがあると思います。
特に、学童の存在意義について。
そして、学童に通うことで子ども達が受けられる、他では得難い価値について。

僕も、発信していきたいと思います。
(と、放課後児童支援員の研修を受けて強く思いました)

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