うまくいく会話とその言葉

出す言葉

ここのところ
大きな問題はない

先日話を聞いた後
彼女が今の会社を辞める方向で
相談に乗って
手伝えることはないかと提案をして…
そんな感じ

ただ、ちょっとしたLINEの会話の中で
僕は返答に詰まることが多い

これはどう返すべきなのか？
なんて返していいのか？

この前提には
まず自分の思いついた返答が
少なくともうまくいくものではないという
残念な認識がある

なんて返したらうまくいくのか？

いや、
うつ病かどうかを問わず
人が求めてる言葉が
必ずしも自分の出したい言葉であるとは
限らない

そこにある言葉

しかし
なんて返したらいいか？
そんなことを
ネットに探し求める自分の姿は
情けなく
不甲斐なく

そのトーク画面で
彼女との会話を成り立たせているのは
もはや
自分の言葉ですらない何か

そこに縋らなければいけないのも事実
話を聞けない僕に
選ぶ選択肢はない

彼女の力になりたい
彼女の苦しみを少しでも軽減したい

思いとは裏腹に
実現できない苦しみ

自分の言葉ではないかもしれないけど

僕が選ぶ言葉は
どこかの誰かが、
誰かたちが、
紡いできた言葉

苦しみ
悩み
試行錯誤を繰り返し

可能性を託した
希望の言葉

いつかのどこかの誰かのために

そんな暖かい思いの詰まった言葉

だから
僕もそこに手を添えて
次のいつかのどこかの誰かに託せれば。