スイマーの聖地・辰巳を初堪能
日本マスターズ水泳スプリント選手権大会に向けて、飛び込み練習をしにスイマーの聖地と呼ばれる東京辰巳国際総合水泳場(辰巳)に行ってきました。
我が家から一時間半、結構遠かったですが、初の聖地巡礼にかなり舞い上がっちゃいました。
水泳をしていない人からしたら、なんでわざわざ?と思うかもしれませんが、飛び込みができるプールは、実はすごく限られているからです。
自分が住む神奈川なら、横浜国際プールとさがみはらグリーンプール(日によってはNG)だけだし、近隣都県でも数えるほどしかありません。
理由は、飛び込み事故防止の観点から、十分な水深が必要だから。
当初は、横浜国際プールを考えていましたが、大会開催に伴い、一般開放していなかったので、どうせならスイマーの聖地を一度、経験してみたいという思いから、辰巳を選びました。
さて、そんな辰巳ですが、聖地と言われるだけのことはある立派なプールでした。
東京2020では、競泳はすぐ近くのアクアティクスセンターで開催されましたが、水球は辰巳で行われています。
また、競泳の日本選手権の会場としても何度も使われたり、国際大会も行われるなど、ここ20年くらいの日本の水泳の数々の歴史が生まれた場所。
まず更衣室が、高級リゾートのようなムーディかつ落ち着いた雰囲気でした。
ロッカーはコイン式じゃないし、水着の脱水機はあるし、シャワーも一定時間で止まるタイプではなく、自分で止めるまで出続けるタイプだし、椅子も高級感があったりと、さすがは日本最高峰のプール!
さらに大会で使われる片道50mのメインプールで、600円払えば1日中泳げるときています(私の場合は体力的に難しいですが…)
この日の目的は、飛び込み練習だったので1時間ほどで上がりましたが、ウォーミングアップで、センターコースを泳いでいる時に、「これがトップ選手たちも見ている景色なのか」と、地味にテンションが上がりました。
ちなみにこの聖地・辰巳は、2025年に常設のアイススケートリンクに改修される計画があるようで、2023年度から工事が始まるとのこと。それまでに、また機会があれば再訪したいと思っています。