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【Apple Watch お役立ちガイド】Apple Watchで健康管理4(マインドフルネス)

AppleWatchのさまざまな健康管理機能を紹介してきましたが、今回は「心」に関する機能をご紹介します。
心は目に見えにくい分なかなか管理しにくいものですが、Apple Watchの「マインドフルネス」アプリには日常生活の中でリラックスを促す「呼吸」や自分を見つめ直す機会を与えてくれる「リフレクト」の機能があります。
また、watchOS 10から追加された「心の状態」では、その時やその日の気分を記録することで、継続的な心の波をグラフとして可視化できます。
これらを組み合わせることで、自身の心の状態を知り、意識して心身の健康を見直してみましょう。


マインドフルネスアプリの「呼吸」でリラックスする

呼吸法の実践は、ストレスの軽減や心拍数の安定、集中力の向上など「マインドフルネス」の実践のために重要な要素です。長時間の瞑想はハードルを感じる人も多いですが、マインドフルネスアプリの「呼吸」は1分間ほどの呼吸セッションで、ゆっくりとしたリズムを作ってくれます。朝の目覚めの時間や就寝前、ストレスを感じた時などに呼吸セッションを取り入れて、気分転換しながら自分のリズムを取り戻しましょう。

①Digital Clownをクリックし、「マインドフルネス」アプリを開き(画面左)、「呼吸」をタップして、呼吸セッションをはじめます(画面中央)。メッセージに合わせて心を落ち着けます(画面右)。
②メッセージや映像、振動のリズムに合わせて、ゆっくりと呼吸をします(画面左・中央)。呼吸セッションは1分ほどで終了し、セッション時間や心拍数が表示されます。(画面右)。

「リフレクト」で自分を見つめ直す

マインドフルネスアプリの「リフレクト」セッションは、毎日の生活のわずかな時間で自分自身を振り返るための機能です。100種類以上のセッションのテーマから、毎回ランダムで提示されるテーマに合わせて1分間思索をめぐらせてみましょう。このセッションは、ポジティブな思考や感謝の気持ちを引き出すように設計されていますので、定期的に続けることで幸福度の向上やストレスや不安の減少効果につながります。

①「マインドフルネス」アプリから、「リフレクト」を選択します(画面左)。メッセージの内容に従い、開始ボタンを押して1分間ゆっくり呼吸をしながら思索を始めましょう。(画面右)。
②セッション中は、静かなアニメーション(画面左)や振動で時間の経過を知らせ、ユーザーの集中をサポートします。セッション終了のメッセージが表示され(画面中央)、セッションの時間や脈拍数などが表示されます(画面右)。

Apple Watchで「心の状態」を記録する

さまざまな人や出来事との関わりで、心の状態は常に変化します。マインドフルネスアプリの「心の状態」は、その日の気分や感情を記録し、データを蓄積することで自分の感情のパターンや変化を視覚化します。例えば、自分はどんなことに落ち込みやすいのか、何をすると楽しく元気になるのかといった感情のトリガーやパターンを知ることで、落ち込みのトリガーになることを避け、気分転換や楽しみのトリガーを有効に活用していくこともできます。

①「マインドフルネス」アプリから、「心の状態」を選択します(画面左)。今現在の記録か、1日を通しての記録かを選択します(画面中央)。画面を上下にスクロールし、どのように感じているのかについて当てはまる項目を選択します。(画面右)。
②選択した感情について、ふさわしいと感じる項目を主観で選択します(画面左)。続けて、その感情に一番大きく影響する項目を選択し記録します(画面中央)。セッション終了のメッセージが表示され(画面右)、回答が記録されます
③登録された心の状態の記録は、iPhoneの「ヘルスケア」アプリの「心の状態」から確認できます(画面左)。「グラフで表示」をタップすると、期間や関連項目、生活要因などのグラフと組み合わせて心の状態の記録が確認できます。「この時期は運動をしていたのでストレス解消ができていた」「睡眠時間が足りていなくて落ち込みやすかったのではないか」というように、記録することで毎日の生活を見直し、改善のヒントを得ることができます。


Apple Watchのマインドフルネスアプリは、ユーザーが日常生活の中で気軽にマインドフルネスを実践し、ストレスの軽減と心の健康を保つことを目的としています。「呼吸」「リフレクト」「心の状態」の機能を定期的に活用することで、マインドフルネスの習慣を身につけ、上手な気分転換の方法や自身を見直し、リフレッシュしながら生活の質を向上させていきましょう!