見出し画像

【MEMO.21】なんでもやってみる

ぼくは挑戦することが好きです


今まで自分がやったことないなと思うことがあれば、

積極的にやってみようと思っています


たとえそれが自分にとってあまり興味がないものだったとしても、

「もしかしたら新しい発見があるかもしれない」と思って

飛び込んでみることを大事にしているのです


だから、もし誰かに誘われてどこか遠くへ行こうと誘われたり、

自分にとって全くなじみのないイベントであっても、

まず首をつっこむようにしています


そのためか、周りからは「アクティブだね」と言われることも多いです

でも、実は昔の自分は全然アクティブではありませんでした


小学校のころの僕は、とにかく家が大好きで

せっかく家族で外出しても、ホテルにずっといたがるような人間でした


今思えば、とにかく保守的だったのです

新しいことを知ることよりも、自分がその時居心地がいい場所に

とどまることを優先していました


でも、それが変わるきっかけとなることがありました

それは、ぼくが小学3年生のとき、母と叔母と従兄と4人で

八丈島に旅行をした時のことです


船で八丈島に渡ったため、船酔いしてしまったぼくは

その日とにかくブルーな気持ちでした


頭が揺れてクラクラする感覚に参ってしまい、

宿泊先のホテルについても何もせず、ただひたすら休んでいました


すこし休んで回復したころ、

母たちがパターゴルフに行こうと話をしていました


一緒に行かないかと誘われましたが、当時の僕は

パターゴルフに興味がなかったため、船酔いは治っていましたが、

部屋でテレビを観ていると言って断ってしまったのです


そして、その選択が間違っていたことをすぐに知ることになりました

まず、やっていたテレビがとにかくつまらない

島のテレビなので、東京でみられるものの半分もなく、

電波も安定していなかったため、画質がよくなく、落ち着いて観れない


NHKくらいしか観れないものですから、

ブラウン管のテレビに映し出された画質の良くない

ニュースをただ観るばかりになりました


そのつまらなさは18年経った今でも覚えてしまっているくらいです

とにかく退屈でした


一方、パターゴルフに行った母たちは

とても楽しそうに話をしながら帰ってきました


一緒にラウンドを案内してくれたおじさんのキャラが

豪快で面白かったとか、

グリーンの手入れがあまりされてないので、

グリーンがもはやラフみたいだったとか、

断崖絶壁のそばでやるものだから、ボールを強く打つと

すぐに池ポチャならぬ「海ポチャ」してしまうとか


とにかく、普通の場所ではできないような体験をしたそうで、

面白おかしくネタにして聞かせてくれたのです


それを聞いた時、ぼくは自分の選択を深く後悔しました

なんでぼくはあの時行くと答えなかったんだろうと、

部屋にいることを選んでしまったんだろうと、

数時間前の自分を悔やみました


結局、八丈島に行ったのは後にも先にもその一回だけで、

おそらくこの4人で行くのも今後はないことでしょう

ぼくは、一生の思い出になるかもしれない体験を、

むざむざ逃してしまったのです


そのとき思ったのです

何もしないで部屋にいることは、なんと退屈なことなのだろうと


自分の知らないことに挑戦しないで部屋にいて

テレビを観ているだけという行為のむなしさを、

骨身にしみて感じたのです


その悔しさがあるので、ぼくはとにかく何事にも挑戦するようにしています

挑戦すれば、した分だけのフィードバックを得られる

それが自分にとって色々な気づきや発見をくれるし、

たとえ上手くいかなかったとしても、大切な思い出に変わってくれる


「人生、ぜんぶがネタになる」と思えれば、

もはや最強だと考えています

何も怖くなりません

何でもやってやろうと思えるのです


初めてのことは不安も多いですし、上手くできるか心配にもなりますが、

それを乗り越えたら今よりもっと出来ることが増えると考えると、

とてもワクワクします


だから、今日も明日も、「挑戦」を求めて色んなところに行ったり、

なにかをやったりしています

明日の自分が今日の自分よりも、一歩前へ進めることを信じて






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?