見出し画像

ブーム間近? 西アフリカ料理探究 #ごはん友の会1

もっと「ごはん好き」と仲良くなりたいと前々から思っていて、11月に勇気をだして「ごはん好きなあなた、私と一緒にごはん食べませんか?」的な記事を投稿しました。
こんな謎の会合に誰が参加するだろうかと思っていたんですが、現在23名ほどご連絡いただいて。本当に「ごはん友の会」を発足することができました。


何事もコンテンツにしたい系なので、ロゴまで作りました。
せっかくだから大好きな世界観のunpisさんにご依頼して、これこそクリエイティブ! 創作の傍にいられる、楽しいひとときでした(ロゴ制作も別途記事化予定)。ロゴの最終案は参加メンバーにも投票してもらって決めて。幸せな時間でした。

ごはん友の会_note-01


そんな「ごはん友の会」の初会合を12月に実施したんです。
初めての会の舞台、どこにしようかなと悩みましたがこんな機会がないと行かない(誰かに却下される)カテゴリで食への視界が広がるものを。と思って「西アフリカ料理」をいただいてきました。


ホールフーズが提案する2020年食トレンドにランクインしている「西アフリカ料理」。その解像度を上げる。

なんで西アフリカ料理?と聞かれれば、それは食トレンドのシード枠だから!と回答になります。

西アフリカには、タマリンドやモリンガ、フォニオなどまだ知られていないスーパーフードの宝庫とされていて、そんな食材を使った西アフリカ料理は注目されていくようです。

スクリーンショット 2019-12-23 23.36.45

画像2

西アフリカ料理‥直近に日本で盛り上がるイメージはわきませんが、中東料理が着実に日本でも浸透しはじめていますし、北アフリカ料理のマグレブ料理であるタジンやクスクスも受け入れられているので、ポテンシャルを感じます。
でも実際、西アフリカってどのあたりで、何が主食なのかも「はて‥?」なので、調査兼ねて「ごはん友の会」のメンバー8名と訪問してきました!

▶浜松町の名店「ガラバッシュ」へ。

画像7

訪問したのは浜松町にある「ガラバッシュ」。浜松町の駅から近く週末はレストラン内でアフリカ音楽が楽しめるという、広々とした店内でした。

画像4


店名の「ガラバッシュ」とは、ひょうたんのこと。アフリカではスプーンからお玉、料理や水入れのボウル、装飾品や農業用具として多角的に重用されていて、プラスチック製品がアフリカ全土でも濫用している中で再度このガラバッシュが再評価されて地球に優しい世界になってほしいという願いからこの店名にされたとのこと。
エシカルな思考で、ドキッと心に刺さるものがありました。


【前菜】
①アカラ(マリ)パンダ豆のコロッケ。
辛いのがお好きな方は、ピリピリをお試しください。600円オソ(コートジボワール)オソはさつま芋のフライ。ホクホク感がおいしいです。トマトソースとご一緒に。600円

アロコ(コートジボワール)
プランテーンバナナのフリッター。アフリカの代表的な主食。500円・サモサ(マリ)鶏ひき肉入り揚げ餃子。インド発祥、ダウ船で海を渡り、西アフリカへ。600円

③ニェム(マリ)アフリカン春巻き。
ひき肉と春雨がつまっています。おつまみに人気。600円・ブロシェット(アフリカ全域)ビーフまたはマトンからお選び下さい。800円

ペペスープ(ナイジェリア)
マトンの胃と野菜を煮込んだスープ。疲れが吹っ飛んでとても温まります。600円

注文した前菜は上記。
①はひよこ豆のコロッケは、中東料理のファラフェルと似ています。クミンがない感じの、塩味が感じられる一品。②は下記写真の前方なんですが、味があまりしないバナナですね。ビールは進まない感じ。

画像7

画像8

③のニェムは完全に春巻き。春雨のようなものも入っていて、日本の春巻きと見た目の味わいも似ていました。④のぺぺスープは本当に辛くて驚きました。チリペッパーの辛味だと思いますが、後味はさっぱりしていて夏とか食べたいし、素麺のつけダレにしたい系。

▶大人数の特権として、クロコダイルとダチョウを喰らう。

「ごはん好き」の強みは何よりチャレンジ精神の共感力。せっかくだから!を50回ぐらい連呼する会で、いつもなら注文しなそうな「ワニ」や「ダチョウ」もいただきましたよ。

画像10

鶏肉の胸肉・ささみに近い触感のワニさん。でも噛んでいくと粘性を感じました。味付けはシンプルに塩。

画像9

ダチョウはやっぱり美味しかった!赤身肉で筋肉を感じる。風味の豊かでこれは贅沢品だなと実感。

▶絶句の一品は、サガサガ。燻製魚はレベルが高い。

画像10

サガサガと呼ばれる羊肉×燻製魚、ほうれん草のパームオイル仕立てのムースにトウと呼ばれるトウモロコシの粉を練った主食をいただきました。
これはなかなかレベルが高く、一部完食できず。発酵魚というから、ナンプラーに近いのかな?と思っていましたが、もっと独特の風味がありました。トウは酸味も感じられました。
食後はデゲと呼ばれる蒸した雑穀の粉をミルク・ヨーグルトと混ぜたデザートを頂いてご馳走さまをしました。

画像11

西アフリカ料理は、まだまだ知らない組み合わせと、食文化でした。どこの世界もそうだけど、アフリカの従来の食文化×植民地時代の食文化が溶け合って、現在のようなメニューが構成されていてとても学びが多く深いなーと思った時間でした。アフリカ料理、着実に理解していきたいな。


▶「ごはん友の会」初会合を終えて。

はじめまして!の方と約2時間、一緒に食事をする。
それってちょっと緊張するのでは?盛り上がるのか?と思いましたが、私の「タモリ」技術が功を奏したのか(?)終始みなさんリラックスした様子でした。簡単に自己紹介して、各々「最近好きなお店どこですかーー?」と会話して、会が終わった後、お店のURLをグループチャットで各自シェアしてくれて!

カリスマを中心にした熱量高めのイベントってよくありますが、この会は、恐らく私のことを深く認識していない方もおおいでしょうし(笑)
「初めまして!の「ごはん好き」友達ができる。たくさんの品数をみんなでワイワイ味わえる。ごはんの情報シャワーを浴びる2時間!」的な立ち回り、いい意味でネバネバしていなくて心地よいです。

ゆらりゆらりと、続けていきたいと思います。
メンバーはいつでも募集中で、いつでも抜けることも可能です。もちろん会費もありません。もしよければ、私のTwitterでDMからご連絡ください。


この度はありがとうございます!わたしのメディア「Yellowpage」のニュースレターに登録いただけましたら、とっても嬉しいです。https://yellowpage.tokyo/#newsletter