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仏発のスーパーマーケット、ビオセボンは定着するのか?

中目黒に新しくできたフランス発のオーガニックスーパーパーケット、ビオセボンにふらっと立ち寄ってきました。
だいたいコンビニ2店舗分ぐらいの広さに、オーガニックの生鮮、日配、肉類、ワインや調味料、オーガニックのベビー用品(日本未発売のおくるみもありました!)や洗剤など、ざっくり2300点の商品が揃っているのだそう。


グリーンを貴重とした店内。
商品点数が多く、ぎゅぎゅっとしていますが、通路が広く作られているのかベビーカーでもストレスなく買い物できます。そのあたりは成城石井にない”ゆとり感”。ナッツやコーヒー豆の量り売りコーナーも。

オーガニックのハーブ類や、多品種のさつまいもにドキドキ。
恐らく意図的だと思いますが、商品の価格帯は成城石井さんや東急のプレッセと同じぐらい。


調味料売り場では三河みりんや、松田のマヨネーズや見たことのないオーガニックのエキストラヴァージンオイルも豊富にありました。成城石井では見ないラインナップだし、ディーン&デルーカより現実的なお値段。商品との新しい出合いを求めるには、充分な幸福スポット!

グルテンフリーのドイツやアメリカのビールたち。
グルテンフリーでビールができるのか!と感嘆。実際味わってみましたが、気持ちすっきりしていて、何より罪悪感がない(笑)。

サラダバーもあって、そこには謎の「カオマンガイサラダ」というものが!米の変わりに雑穀とキヌアが入っている模様。違和感はありながらも、美味しそうだなと思ってしまいました。
店内にはイートインコーナー(コンビニレベルのものだけど)もあって、購入したものを気軽にその場で食べられます。

ビオセボンは、既に麻布十番に16年からオープンしていますが、中目黒店はもっとエッジが効かせ、オーガニック色を立たせた印象を受けました。

ビオセボンは、日本で浸透していくのか?

オーガニック、ヴィーガンという分野のフードシーンはこれからもっとスピードを上げて日本の中で広がっていくことでしょう。
ビオセボンのようなブランドカルチャーが求められる土壌は、日本で着実に整ってきているようが気がするので、この手のショップはこれまで以上に機能していくような気がします。

そういえば、このビオセボンを日本で展開しているのは、大手スーパーチェーンのイオン様。イオンは、フランスの冷凍食品ブランドのピカールも展開していますよね。
現状の売行きはわかりませんが、ピカールの中目黒店や麻布十番店は、比較的お客さんも入っているし、着実に固定ファンを掴んでいるようにも見えます。

ピカール、ビオセボン含めて、イオンのフランス発スーパーマーケット日本戦略はぜひとも一度お話を伺ってみたいです。

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