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お気に入りの小説が増えた日


成瀬は天下を取りに行く

お盆休みの真っ只中。
台風が住んでいる地域を直撃している日です🌀

昨日から、今日は外に出られないだろうなと思っていたし
自分の好きな時間
『一人で好きなドラマを見る』ことも出来なさそうだと思っていたので
たくさん時間を取って、本を読むことに決めていました^^

毎月図書館で7〜8冊、本を借りてきて読むようにしています。
小説よりもエッセイが好き。
ほんわか系のイラストとエッセイの韓国の本とか大好き。
あとは自己啓発本とかビジネス本、ヨガの本とかもよく読んでます。

こんなに本を読むようになったのはここ2年くらいのことです。
一人の時間を大切にしたい、文章を読むことも書くことも好きだから
文章に触れる習慣をつけたいと感じたところから。
なのかな?と思います。

子どもの頃は、じっとしているのがとにかく苦手な子で
映画も漫画や読書も好きではなく、外を走り回っているような子だったので
いまだに私がこんなに本を読んでいるのは、不自然らしく
母には意外がられます。
でも人って成長しているから、変わらないままのこともあれば
どんどん変わっていくもの。
その変化を自分は気づいて、嬉しく受け入れたいと思います。
もちろん自分だけでなく、他人の変化も。

映画や本など、芸術やアート、その作品に触れた時に
自分がどう感じたのか、
どこをどういいと思ったのか、
それとも違和感を感じたのか、
そこの感じた部分を言葉で表現することが私は苦手なんだけど、
なんかいいって思った。とか、感覚で言っちゃう人だから笑
でもそれはそれで楽しんでいるし、私の感覚や言葉で表現をする方法
感じ方もきっとまた変化していくからさ。
その変化さえも共に楽しんでいけたら最高。

そう、
前置きが長くなりすぎたんだけど
この小説ね、滋賀県大津市が舞台なんだよね。
私が生まれ育った場所で。

そこから主人公の中学生が、
自分のやりたいことや夢に向かって
まっしぐらに進んでいく物語。
出てくる場所やワードが、滋賀県の人なら嬉しくなっちゃうくらい
身近なところが舞台なんですよね。

なんでもやってのけてしまう主人公 成瀬と
周りからその成瀬を見て感じる価値観。

普通 に生きることが正解というか
出来るだけ目立たないように、中間くらいのところを
生きてきたクラスメイトの子の視点のストーリーもあって。
自分の学生時代を代弁されているようだった。

そもそも普通ってないのに。
それぞれが特別で、それを好きに表現する権利はあるのに
出来ない、出来なかったのは
個性を受け入れる準備が私にも、周りにも
整ってなかったからなんじゃないかと感じる。

この主人公 成瀬のように
普通とか周りの人の中で生きる自分はどうでもよくて
ただひたむきに、
自分の中に生きる自分をまっすぐ正直に生きているからこそ
目標や夢に向かって突き進めるんだと思う。

他人の中に生きる自分
より
自分の中に生きる自分を

私はこれから尊重して大切にしていく。
世間から変とか普通じゃないと言われても
私が私であることを、輝いていると見つけてくれる人たちと
共に生きていこうと思う。


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