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「いつだってやり直せる」ということ。

こんにちは!もりたあつこです。
今日は私の副業開始に向けた活動について、書いてみようと思います。


自己啓発に明け暮れた2020年

私の働く会社も副業解禁になって、そもそも副業ってみんなどんなことをしているのだろう?と思い、この1年ほどいろいろと情報収集していました。

でも、自分がやりたいことはあるものの、今ひとつまとまらず、まぁでもまだ先の話だな、と思いながら、本を読んだり、セミナーに参加したり、資格の勉強したりなど、”学びの場”を自分に課してきました。
いわゆる自己啓発活動ですね。

もちろん、上司にもいずれは副業申請したい旨は面談の度に伝えていました。

しかし、いろいろと情報収集したり勉強しているうちに、果たしてこのまま、いつまで考え続けるんだろう?という疑問が湧いてきました。
それは「インプット」だけの自己満足に終始しているような気がして、今年になってから、何か「アウトプット」する場も必要だな、と思いながら模索し始めていました。

そのような折に、「あ、これ出てみたいかも♪」という、起業や副業したい人向けのセミナーを見つけ、参加することにしました。

実はそのセミナーに登壇されていた方の本を読んでいて、とても共感でき、目からウロコ的な発見もあって、実際にこの方の話を聞いてみたい!と思ったのがきっかけでした。

その本というのがこちら↓ 


まず惹かれたのがタイトルの「ライフピボット」
そして、何より私がまず刺さったのが、表紙に書かれた「いつだってやり直せる」というフレーズ。

Amazonの内容説明の文を抜粋すると以下のとおりです。

(前文略)
"人生が長期化した反面、わたしたちのライフスタイルはむしろ短期化し、かつてのように1つや2つのゴールを目指すような未来は描けなくなりました。変化の早い激動の時代にあっては、いくつもライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きることが当たり前になりました。 

本書では、そのような生き方を「ライフピボット」と命名。いつだって、いくつになっても自分らしい選択をし続けられるような考え方や行動指針を体系化しました。日々の行動は「三つの蓄積」「三つの行動原理」「六つのアクション」を足場とし、時に偶然を味方につけながら、いつでも何歳でも縦横無尽に未来を描く方法を解説します。 " 
(以上、Amazonサイト内説明文を引用)


実際に読んでみて、この本は、決して転職を勧めるようなものではなく、また、副業でお金を稼ごう的な要素もなく、「キャリア」「生き方」など、これから生きていくうえで役に立つことが満載でした。
しかもキャリア理論に基づいた新たな視点もあります。
また、どんな世代の方が読んでも納得感が得られるのではないかと思います。

この著者の黒田さんが登壇されたセミナーは、この本を読んでいなくても、理解できるような内容で共感された方も多かったことでしょう。
実際、セミナーに参加された後で、この本を購入された方もいらっしゃったようです。

そんな私もすっかり黒田さんのファンになりました!
話し方、物腰もさることながら、言語化する力が半端ない素早さで、しかも腹落ちできるんです!
とても頭脳明晰な方なのだなぁー、と感服すると同時に、黒田さんの相手を思いやる言葉の選び方などからも、素晴らしいお人柄がうかがえ、以来ずっと尊敬しています。


きっかけから行動へ

この本を読み、セミナーに参加してからは、「コミュニティに参加する」、「noteを書き始める」というアウトプットする場を自分なりに考えて、行動し始めました。
また「ボランティアに参加する」という行動を起こすことにもつながりました。

私は今、中高生向けのキャリア形成支援のボランティア活動をしていますが、なぜボランティアなのか?というと、自分の仕事で培った様々なノウハウや知見が果たして社会にとって役に立つのか?ということを知りたい、と思ったからです。

私には子供がいないので、子育て経験はありません。
でも、甥っ子や姪っ子たちを見てきて、子供たちのキャリア形成支援に役立つ何かをしたい、と思ったのです。
昨年、キャリアコンサルタントの国家資格試験にチャレンジするために勉強したことでより一層、その思いが強くなりました。
(余談:無事、今年の4月に合格し、正式に登録できましたので、晴れて「キャリアコンサルタント」を名乗れるようになりました!)

ただ、まだ漠然としすぎていて、まずは自分がどんな風にやりたいことを具体化していったらいいのか、そのニーズ探しをするためにボランティアを始めた、と言ってもいいかもしれません。

実際にボランティアを始めてみて、中高生の方々と接してみると、皆さん、将来をとても真剣に考えているんですね!スゴイです!!
もちろん、中には将来何をしたらいいのかわからない、という方もいらっしゃいますが、自分が中高生の頃、果たしてそこまで真剣に考えていたっけ?と振り返ってみたりもしました。。

そんな彼ら、彼女らの意見や考えに触れることで、私たち大人側がもっと未来を真剣に考えなきゃいけないんだな、ということに気づかされます。


1on1での気づき

そんなアウトプット活動をちょこちょこと地道に続けている中、コミュニティでつながったある方から、1on1でのお話の機会をいただきました。

彼女は私よりも全然若いのですが、とてもしっかりしていて、頭の回転がすごく速くて、HPなんかも依頼通り、いやそれ以上の出来栄えであっという間に作ってしまう凄い方です!

さっそく日時を決めて、オンラインで会話しました。

私が本業で何をやっているのか
どんなことをしてきたのか
これからどんなことをしていきたいと考えているのか…etc

専ら聞いてもらうことばかりで(というか、どんどん私の引き出しを開けていく感じ!?)、最後にもらったアドバイスが、

まずやってみよう!

この一言でした。

そういえば、ライフピボットの最後の方にも書いてありました。


最初の一歩

人間ある程度の歳になると、”冒険心”が薄らいできます。
好奇心はあるのに、リスクはなるべく小さくしたいという心理が働くからなのか、なかなかその「最初の一歩」が踏み出せない。
つい躊躇してしまう。(歳のせいにはしたくないですが。。)

そんなときに投げかけられた「まずやってみよう!」との言葉は私の背中を押してくれました。

これまでいろんなセミナーに出て、起業(副業含む)においては、「顧客ニーズを考える」とか、「ターゲット層を明確にする」ということをまず最初に考えなさい、と言われていましたが、いくつもの複業を実行している彼女からの一言はさらに衝撃でした。

まず大事なのは、スタート日を決めること。
そこから逆算で準備する!

確かに本業の仕事でも、ゴール決めて、マイルストーン置いてやってるよね、となんだか腑に落ちました。

それに私自身、副業で最初から稼ごうなんて思ってもいない。
ならば、まずはスタートする日を決めて、プロボノやボランティア活動を継続しながら、少しずつ現実世界で学びながら、形作っていけばいいんだよな、と思い至りました。
もしかしたら、最初に考えてた方向性とは違う可能性も出るかもしれません。
その時は、その偶然を味方につけて、進めていけばいいのかな、と。
それがライフピボットだよなー、と改めて思ったのでした。

結局これまで私は、”形”ばかりにこだわって、それを理由にして行動できずにいたなぁと反省し、その面談の翌日、会社に「副業申請書」をやっと提出することができました。(←これ出さないと始まらないですし)

まとめ

自分のセカンドキャリアが、これからどんな形に変わっていくのか…
仕事だけでなく人生自体を楽しみながら、学びながら、これからも進んでいきたいです。

すでに副業や兼業、さらには起業されている先輩たちの働き方を見倣って自分もピボットしながら前に進んでいきたいので、温かく見守っていただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。


#私らしいはたらき方

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