【48日目】キーエンスが高収益を維持できる秘密

今日取り上げる記事はこちら。

キーエンスが安定的に高い収益を挙げられる理由について取り上げられたニュースだ。

僕自身、キーエンスに勤める社員の平均年収が高い理由がずっと気になっていた。キーエンスは、測定器や画像処理機器などを扱うものづくりと販売の会社である。同社が販売する機器のひとつひとつが単価が高そうに見える。

この事実を一見すると、営業の仕事がとても難そうに感じる。単価が高いものをどう売りつけるか。想像しただけで、困難な仕事だ。しかし実際は、営業マンは活躍しており、キーエンス社員の平均年収は2,183万円と破格の数字をたたき出している。

この記事によると、キーエンスが高い売り上げを維持し続けられている理由は、「徹底したマーケットの市場調査にある」とキーエンス元社員の田尻さんが言っている。

無駄な仕事が報酬に繋がらないのは当たり前


田尻さんの言う「無駄な仕事」とは、ニーズに合わないプロダクトの販売や提供、提案にあるという。お客様が欲しがらないものを営業しても、購買に繋がらないのは当たり前だ。この当たり前をキーエンスは徹底しているという。

しかし、「ニーズに合った商品を開発している」というキーエンスではあるが、オーダーメイドの特注品は開発していないという。つまり、買い手への直接的なヒアリングによって市場調査を徹底し、そこから得られるニーズによって、マス向けの商品を企画・開発、販売しているという。

これは、フリーランスや個人事業主など、個人レベルでも通用する考え方である。特に僕の場合、これからYouTubeを発信していこうと考えているのだが、自分の生き様をただただ発信するようなYouTubeになってはいけないと思う。僕の動画を見てくれている視聴者は、必ず何かニーズや理由があって僕の動画を見てくれる。(視聴者のニーズと自分のやりたい事が一致していれば最も理想の形ではあるが。)このニーズの分析は今後欠かせないものだと思う。コメント欄などを参考に、どういった動画を必要としているのかを考えていこうと思う。

付加価値はニーズが源泉にあり、お客様が感じるものである


僕は以前まで、「付加価値は、売り手主体で決めるもの」だと考えていた。しかし、田尻さんはその逆をついていた。「価値というものは、お客さんが決めるもの」と。

会社が売上をあげられるのも、その売り上げ分にお客様が価値を感じてくれたからこそのものだ。この世の中は、すべてそう回っている。お客様主体で商品を開発する。動画を創る。営業をする。

この考え方は、今後僕の役に立ちそうだ。


やはり、優秀な方の話やニュースを聞くと、新しい考え方に触れることができ、視野が広くなる。

これからもどんどん新しい叡智に触れていこう。