スペイン滞在記🇪🇸 世界の人々

2月1日から18日までスペインに行っていました。目的はサッカーコーチ研修です。スペインと日本は全然違くて、毎日が超楽しく、濃かったです。

ここでは人々のことについて書いていきます。ここに書くのは、今回スペインに滞在して自分が感じたことについてです、個人の見解です。

人々

街行く人々、店やレストランのスタッフ、テレビ出演者、自分がお邪魔させてもらったチームの選手、コーチなどを見ていて思ったのは

オープン、フレンドリー。自分の意見をはっきり言う、主張する。

本当にオープンでフレンドリーな人が多かったです。店に入ればフランクに挨拶してくれるし、明るくフレンドリーなので話しやすいし、楽しかったです、ポジティブな空気しか流れてない。現地の人同士でもオープンな姿勢は変わらずでしたね。挨拶の時にチークキスやハグ、握手などは普通にしてました。

研修のプログラムでUｰ12のチームに見学に入ったのですが、突然やって来た謎の日本人に対しても握手を求めてきたり、調子はどう？とか話しかけてきたり、受け入れてくれる感じがすごかったです。研修の最終日はみんなで円になって、まるで大会で優勝したかのようなテンションで跳びはねて「ありがとう」と言ってくれたりとかで「2週間だけだったのに、めっちゃ輪に入れてくれるじゃん」オープンすぎて意味わかりませんでした。

向こうに滞在してた時に主張についてはとても感じました。小学生からお年寄りまで年齢関係なく自分の言いたいことをはっきりと主張、表現していました。

またサッカーの話になってしまいますが、試合の風景が日本と全然違うのです。何が違うというと選手（小学生）や観客（主に保護者）の判定に対するアクション。納得出来ない判定には、もう反応がすごいです。声をめっちゃ出して、ジェスチャーも駆使して主張しまくりです。選手も判定に対しての反応は様々で、両手を広げて講義したり思いっきり壁にボールを蹴って不満を吐き出したり、びっくりしたのは観客の大人と選手が口論してたことです。12歳の選手が一歩も引かないでお父さんくらいの歳の大人と口論してるんですよね。すごいなって単純に。

テレビをつけたら討論番組的なことをやってたのですがこれも主張の嵐でした。お互い言いたいことを言って延々と止まりません。これお互いの話聞いてるのか状態でした 笑

様々な違い

犬が普通にいろんな所にいました。地下鉄、電車内にもケージに入らないでナチュラルにいました。

タバコを吸う場所は決められてなく、街中どこでも吸えます。だから歩きタバコもガンガンしてるしレストランの屋外の席でも話しながら吸ってる。一番驚いたのはスタジアムで観戦しながら吸ってる人がいたことです 笑

バスや地下鉄では無賃乗車があってももうそれが当たり前みたいな空気がありました 笑 バスと地下鉄は同じ回数券を使えるのですが、バスに乗る時に券が弾かれてもそのまま乗って降りるみたいな 笑 地下鉄でも前の人の後ろにくっついて一緒に改札を通るという不正を見ました。一回自分も改札通ったとき、後ろに知らない人が真後ろにいました 笑   その人は満面の笑みで逆側のホームに降りて行きました。

言語

滞在中、様々な人と話しました（スペイン、ベルギー、フランス、コロンビア、ペルー、アルゼンチン、中国）あと、今回行ったのがバルセロナとマドリードという観光地が多くある大きな都市だったという面もありますが、自分が声をかけたほとんどの人はペラペラな英語で対応してくれました。それについて何というか、複数の言語を操る、それが普通なんだなとか。それに対して自分や周りはどうだろうとか。英語が話せないことはダメなことではないです。ただ外の世界には複数の言語を使う人々が多くいることに考えさせられました。

向こうから見た日本人とは

今回はホームステイでスペインの家庭にお邪魔しました。空いた時間はホストファミリーとコミュニケーションを取るようにしたのですが、「スペインはどう？」と聞かれたので、「日本と何もかも違くて楽しい」「人の様子が全然違うね」と言って、主張についての話をしたら「そうだね、日本人は何でもはいって言うからね」と言われました。「嫌なことは嫌と言ってね」とも言われました。日本人ってそう見られてるんだなって。日本人はシャイだと良く言われますが、同じ事言われました。笑　どう見られてるのかを知れたのは良かったかな。

向こうの人々についてちょっと書きましたが、基本的に明るくて優しい人達ばかりでした。数週間前に話題になった久保選手に対するコーチの差別的なジェスチャー、自分はあの会場で観戦していました。今回のスペイン滞在では自分は幸運にもそのような扱いを受けることはなかったです。ですので良い面しか見れてないですが、優しい人はたくさんいます。

明るくフレンドリーで、自分の意見をはっきりと主張する。日本という異世界から来た自分にとっては、1人1人が自分らしく陽気に生きている日々がとても羨ましく感じました。