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週末散歩_Vol.30(三井記念美術館)

日本橋編(2024/8/24:土曜)


1.日本橋三越へ

いつもは東京駅から歩いて向かうことが多いが、今回は三越前が最寄りということで新日本橋駅から向かうことに。
駅はかなり地下深いホームから長いエスカレーターで改札口にあがる。
地下道は少し進むと地下鉄の三越前駅に繋がっていてとても便利。
暑い日差しを避け地下から目的地を目指すこと数分。三越本館手前の建屋に到着。
美術館にはエレベータを使い7階まで上がるのだが、このエレベータも年代物って感じで、それがまたこの美術館の重みを感じさせる。

2.五感であじわう日本の美術

ここは二度目。程よいスペースに三井家代々の品が並ぶ。今回は三井で集めた品々を「五感」の切り口で鑑賞するというもの。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の視点で並べ作品の質の高さはさすが。
円山応挙、鏑木清方などの日本画、本阿弥光悦のようなよく茶道を知らない私でも知っている茶器、そして後半にあった重要文化財にもなっている能面の迫力はすごかった。素人に対しても伝わるほどの作品のポテンシャルは実際に現場で見るべきかもしれない。
「コスパ」とか「効率」というものとはかけ離れた世界で、じっくり時間をかけて作り上げたモノの重みを味わうのもたまには悪くない。

<気になった作品>
・雪中松に鹿図屏風(岡本豊彦)
・郭子儀祝賀図(円山応挙)
・能面小面(花の小面) (伝 龍右衛門)

<テーマ>美術の遊びとこころⅧ 五感であじわう日本の美術
<会期>2024年7⽉2⽇(火)-9⽉1⽇(日)
<時間>10:00-17:00(入場は16:30まで)
<展示会場内写真>  可 
<巡回> 無し

三井記念美術館

3.日本橋高島屋

日本橋三越まで来たので、併せて田中達也さんの「みたてのくみたて」を見学する予定で、日本橋高島屋に。
8階のホールに向かいエスカレーターを登ったところ、会場前に長蛇の列。更にすでに入場制限がされており、入場に並ぶ列が脇にある階段につながっている。最後尾がどこまでかと思ったら、4階まで降りることに。
もうここまでくると並んでみる気持ちもなくなり、そのまま1階に。
田中達也さんの作品は銀座の無印良品での展示以来と思っていたが今回は断念。また、次のタイミングということで。
今回の経験を活かし、行くときは開始のタイミングで行くようにしよう。(この前行った「ヨシタケシンスケ展」の時と同じ方法がよさそう)

日本橋高島屋

4.最後に

所要時間:約2時間
新日本橋(13:00)→三井記念美術館 →日本橋高島屋→東京(15:00) 
お疲れ様でした


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