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顔を出さないオンライン会議はアリか

~4/27 追記しました~
 『ティール組織(英治出版)』解説者でいらっしゃる嘉村賢州さん@kamukome の記事が、このnoteのアイデアの先をきれいに広げておられるので、末尾に(私がブックマークしたい!と思った部分の)抜粋とリンクを貼りました。ご参考になれば。


【きっかけ】
松本さん @Jn_Matsumoto のnoteから思いついたこと。
https://note.com/jn_matsumoto/n/n8efe2f825282

オンライン会議では顔出しでの参加が必要な場面と、資料共有でいい場面を使い分けたらどうだろう。

※もちろん、初対面が集まるミーティングなど顔出しが場作りの大前提となることは多いので、ここでの考察はあくまで「オフラインでやってた会社の会議をオンラインにする」場合に限ります。


【使い分けの例】
・会議中はカメラオフで資料に集中
・その後、雑談部屋に移り顔出しでしゃべる
など、一つのミーティングに一つの意味だけ持たせる設計が上手くいく気がします。

【具体的な設計方法】
①ミーティングの目的を、オモテの目的もウラの目的も合わせてしっかり言語化する。
②一つのミーティングに入れ込むことで相乗効果が見込める場合以外は、目的ごとにミーティング機会を分ける。
③メディアの選択: テキストとミーティングどちらがより適しているのか
行動をおこす負担は少ないか/後で参照するか/情報の共有と同時に言語以外の情報(ボディランゲージなど)が必要とされているか

【ミーティングでないと解決できない状況の例】
(a)情報共有のプロセス自体を共有することに意味がある場合
(b)共有した情報へのリアクションをオンタイムで確認したい場合

あと、蛇足ですが、久々にNHKでガッテンをみたら、オレオレ詐欺の対策として留守番電話の有効性を訴えていて。
そこで「耳元で聴く音にはより没入性がある(から詐欺の電話をスピーカーで聴くといいよ)」というような論文が引用されており、これが正しいならオンライン会議はヘッドセットかイヤフォンで聴いた方が集中できるのかもしれませんね。


【 @kamukome 嘉村さんの記事から一部抜粋】
「特にzoomのブレークアウトセッションのようなときに、一度は顔を合わせた方が良いとは思いますが、その後、みんなでチルモードに移行しようと宣言して、お互いに画面を消します。そしてあとは寝転んでも、散歩しながらでも自由に参加すればよいのです。勝手にやってもあまり効果がありません、それはどこかでうしろめたさを感じてしまうからです。一緒にチルモードに突入することがポイントです。やっていただいたらわかりますが、見事に緊張感が和らぎリラックスして話せます。このモードのお陰で創造的なアイディアが生まれた回もすでに複数経験しています。」

※注)「チルモード」は嘉村さんの造語で、「落ち着く」「ゆっくりする」「まったりする」「のんびりする」などの意味があるチルアウトという言葉を使って「チルモード」と名付けたとのこと。

※嘉村さんプロフィール(Mediumより):
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織(英治出版)』解説者、一般社団法人アクティブ・ブック・ダイアローグ協会理事、コクリ!プロジェクトディレクター(研究、実証実験)

※嘉村さんの記事はこちらから

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