年始お笑い特番①

年末年始はお笑い特番をたくさんやっているから楽しい。ベテランも若手もみんなネタをやっていてとてもいい。

ウエストランドの漫才は最初から最後までわかりみが深かった。そう、田舎より都会がいいに決まっている。テレビに映る原宿を別世界みたいに観ている、面白い。M-1でも賛否両論あって、もし私がウエストランドが悪口言っている当事者だったら深く傷つくのかがわからないからいまいち推せてなかった。今回、田舎に住んでる人とか女子とか悪口の当事者だったけど、面白かった。というか、自分が当事者だから細部までわかったし共感できた。なんというか、女子とかそんなものは数ある自分のレッテルの中の一つに過ぎないので、別にイジられたからといって傷つきはしないという感じ。
天才ピアニストのコントも面白かった。状況がじわじわと分かってくる仕掛けがいい。

ビスブラもめちゃくちゃ良かった。あの、「それで俺はマヨネーズと距離を置くことにしたんだ」で場面転換するところが面白すぎて泣いた。古典的な方法だけど限られた短い時間の中で時間経過とそれによるふたりの関係性の深化を表すことができて、コントに深みが出る。

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